「自分の娘が虐めをしていた…」事実を知った母親が取った行動に批判の声
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカ・ユタ州の学校で起きた虐めで、加害者の母親が与えた「子供への罰」が物議をかもしています。
ダサい!みすぼらしい!
小学4年生にもなると、ファッションに興味を示す女の子も増え、学校に着ていく服装に気をつかう子供たちが多くなります。
出典:YouTube
11歳のケイリーちゃんも、そんなオシャレ好きな女の子です。
しかし、クラスの中にあまり服を買ってもらえず、オシャレとは程遠い恰好をした女の子がいました。
ケイリーちゃんは、その子に対して頻繁に「ダサい!」「みすぼらしい」など、バカにする心無い発言を繰り返していたそうです。
そんなケイリーちゃんのいじめを知った母親のアリーさんは、ショックを受けるとともに、虐めは自分の娘でも絶対に許せないと考えました。
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そして、「虐めをしてはいけない」と心からわかってくれるように、一つのアイディアを考え出しました。
古着屋で買ったのは…
ケイリーちゃんには何も教えずに、古着屋に連れて行ったアリーさんは、50ドルを手渡し、自分がダサいと思う服を選んで買わせます。
「この服、私が今まで見た中で最もひどいわ」
そんな言葉が出てしまうほどダサく、ケイリーちゃんにとっては、絶対に着たくない服たち。
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しかし、アリーさんは無理やりその服を着させて、学校へと送り出したのです。
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自分がしていたように、周りの友達から笑われ、からかわれるケイリーちゃん。家に帰ってくると大泣きしてしまったそうです。
それでも、アリーさんの罰は終わりません。次の日も同じようにダサい服を着させて登校、この罰は二日間続きました。
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ケイリーちゃんが平然とやっていた、虐めるという行為。自分が虐められる立場になって、相手の気持ちが痛いほどわかるようになったと言います。
そして、ケイリーちゃんは虐めていた女の子に自分から謝りに行ったそうです。
その後、2人は仲良くなり、今では親友と呼べるほど親しくなりました。
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アリーさんが行ったこの方法に対し、アメリカでは「みんなの前で恥をかかせるのは、子供の自信を無くす原因になる」「親子関係を損なう危険も」と、批判の声も上がっています。
確かに、アリーさんの行動は、自信を無くさせたり、母親を嫌いになってしまう原因になるかもしれません。それでも、親が責任を持って「虐めは絶対にダメ」と教えられる強さは、必要なのではないでしょうか。
自分の子供に対し、身をもって虐められる側の体験をさせる…。親としても簡単にできるものではありませんし、アリーさんも、とても心を傷めながら行ったことかもしれません。
綺麗ごとだけでは終わらない虐め問題。もう一度、親の責任のあり方を考えてみる必要がありそうです。