「最高の父親!」 クリスマスに娘が仕事を休めないことを知った父親は…
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飛行機内で撮った写真と思いきや? まさかの事実に「理解が追いつかない」「飛行機に住みたい」を自宅で実現!Xで10万いいねを獲得した、部屋の中に『機内』を再現するクリエイターを取材。注ぎ込む情熱とアイディアに衝撃を受ける人が続出しています。

母親「帰りにJALの飛行機乗ったんだけど…」 機内での出来事に「CAさんすごい」「普通はできない」飛行機の事情により動画が再生停止された時のこと。娘さんは「アンパンマン~」と大声で泣き始めてしまったといいます。






12月25日のクリスマスは、アメリカでは祝日です。この日は多くの人たちが家族や友人と過ごしますが、中にはもちろんクリスマス当日も仕事をしている人もいます。
デルタ航空のキャビンアテンダントをしているピアースさんは、2018年のクリスマスに休むことができませんでした。彼女は25日と翌日26日も勤務することになったのです。
年に一度のクリスマスを、家族と過ごすことができないピアースさん。しかし、悲しいのは彼女だけではありません。
ピアースさんの父親のハルさんも、娘と会えないことをとても残念に思っていました。
仕事なのだから仕方ない…。
おそらく多くの人はこう思うことでしょう。
しかし、ハルさんは違いました。
娘と一緒にクリスマスを過ごしたい!
ピアースさんがクリスマスも仕事をすることを知ったハルさんはなんと、25日と26日に彼女が乗務するすべてのフライトのチケットを買い、飛行機の中で娘と一緒に過ごすことにしたのです。
2日間でハルさんはピアースさんと共に、合計6つのフライトに乗ったということです。
そのうちの1つのフライトで隣の座席に座ったマイクさんという男性がこの話を聞いて感動し、写真を撮ってFacebookに投稿しました。
すると投稿は4万回以上シェアされ、ハルさんに対して「最高の父親だ!」というコメントがたくさん寄せられています。
日本のお盆やお正月のように、アメリカでは多くの人がクリスマスは家族に会うために帰省します。
この時期に飛行機を利用する人たちの中には、愛する家族に会うことを楽しみにしている人たちも多いはず。そのような状況で仕事をするのはさびしいことと思います。
ピアースさんにとって父親がずっと一緒にいてくれたことは、どんなプレゼントよりも嬉しかったのではないでしょうか。
アメリカ中を飛び回りながら空の上で過ごしたクリスマスは、親子にとって一生忘れられない思い出になったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]