大量の食料品を買った女性 カートに貼られた紙に 「グッドアイディア!」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の対策として外出自粛が呼びかけられている国では、一部の品物が手に入りにくくなっています。その代表がトイレットペーパーなどの紙類です。
2020年4月、オーストラリアに住むジェニ・ボーネルさんはスーパーマーケットに買い物に行きました。
そこで彼女は自ら、ショッピングカートにこんな貼り紙をして買い物をしたのです。
カートに積まれた大量の食料品と日用品。
実はジェニさんは16人の子供を持つ母親で、これらは彼女にとっては普段から一度の買い物で購入する量なのです。
見知らぬ人に非難された大家族の母親
世界各地でコロナウイルスの感染が拡大し始めた3月上旬、ジェニさんはスーパーでトイレットペーパーを買うためにレジに並んでいました。
すると背後から大きな声でこんな言葉が聞こえてきたのだそう。
「あら、たった今、トイレットペーパーが全部なくなっちゃったわ!」
声の主はジェニさんの後ろに立っていた見知らぬ女性。しかしジェニさんはその女性に何もいい返さなかったといいます。
この出来事について彼女はInstagramで「私たちはみんな同じ地球に住んでいることを思い出して。不親切な振る舞いをする代わりに、友達になりましょう」と呼びかけました。
ところがその後もジェニさんは買い物中に周りの人から冷たい視線を浴びることがあったため、『冗談を交えた自己防衛手段』として貼り紙をしたのです。
この投稿を見た人たちは大笑い!貼り紙のアイディアを絶賛するコメントがたくさん寄せられています。
・私もこの貼り紙が必要だわ!我が家には子供が9人しかいないけどね!
・うちには6人の子供がいるから、私は白いシャツの背中に同じような言葉を書いたの。
・私も10人の子供がいて、冷たい視線を浴びているわ。あなたのユーモアセンスが大好きよ。
ジェニさんのように大量の買い物をしていたら、必要以上に買い溜めをしているように見えるかもしれません。しかし実際は彼女はその時に必要な量しか買っていないのです。
それどころかコロナウイルスの影響でスーパーで購入個数の制限が始まり、ジェニさんはとても困っているのだとか。
他人の事情は分かりません。誰かのことを非難してもお互いに嫌な思いをするだけでしょう。
誰もが心に余裕が持てなくなりそうな時だからこそ、他者への思いやりを忘れないようにしたいですね。
[文・構成/grape編集部]