「分かりやすい」の声 感染リスクを減らすために大切な4か条
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新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、2020年4月3日から、『新型コロナウイルスクラスター対策専門家』の名で、Twitterアカウントが開設されています。
『新型コロナウイルスクラスター対策専門家』は、厚生労働省の新型コロナクラスター対策班で対策にあたる専門家らが独自に立ち上げたもの。
Twitterには、政府の会見などにも出席している、東北大学の押谷仁教授や、北海道大学の西浦博教授らが動画などで、具体的な感染予防策などが、日々公開されています。
その中の1つ、コロナウイルスの感染リスクを減らすために特に取り組むべきこと4か条が「分かりやすい」と話題です。
1つ目は、接触する人数を8割に減らすこと。例えば、1日のうち10人に会う予定があるならば、2人までにとどめるなど、接する人数を減らす工夫が必要です。
また2つ目の、人との距離を2mに保つことも感染リスクを減らす上で重要な点。
感染が起こる接触の目安は、2m以内の距離で30分以上会話するなど時間を共有することとされており、距離と接触する人数には注意が必要です。
そして3つ目は、対面での食事を避けること。対面で30分間食事をしただけで感染した例も報告されています。
最後の4つ目は、運動をする時は屋外で、人との距離を保つことです。
外出自粛が求められていますが、散歩などの屋外での運動は禁止されていません。しかし、だからといって複数人と近い距離で散歩をするなどしては、感染リスクを高めることになりかねません。
屋外の開かれた空間で、かつ人との距離を保った上で、健康維持に努めましょう。
なお、運動後にロッカールームを使用すると接触感染のリスクとなるため、注意が必要です。
イラストを使用し、かつ具体例をあげての説明に、投稿を見た人からは「分かりやすい」「ちゃんと実践できている」と、さまざまなコメントが寄せられています。
・印刷して、企業に配ってほしい。人との距離が近すぎる。
・2mの距離を保つのは、なかなか難しい…。
・イラストがついていると、より理解しやすくて助かります。
情報だけが頼りの今、対策を進めている現場のアドバイスはとても有効です。
すでにこの4か条を守っている人は、今後も対策を続け、できていない人はこうしたアドバイスを実生活に取り入れ、予防を徹底したいですね。
[文・構成/grape編集部]