あの『帝国ホテル』が月額制のアパートに! 気になる宿泊費にネットざわつく
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ホテルオークラ、ホテルニューオータニと並んで『ホテル御三家』と呼ばれる、東京都千代田区の帝国ホテル。
130年の歴史を誇る帝国ホテルは、御三家の中でも日本を代表する高級ホテルです。迎賓館として誕生し、政治家や国内の著名人、海外の要人などが利用してきました。
宿泊価格に見合った一流のホスピタリティや、きらびやかで上品な内装は2021年現在も多くの人から評価されています。
帝国ホテルが月額制のアパートに!?
同年2月1日、帝国ホテルはサービスアパートメント事業の開始を発表。なんと、1か月単位で長期宿泊することができるといいます。
帝国ホテルは今回の事業開始にあたり、タワー館にある客室3フロアの一部を改修し、99室のサービスアパートメントに。
東京都心という立地を活用した快適な仕事場や、セカンドハウスとしての長期滞在を目的としています。
気になる料金は、税金やサービス料込みでスタジオタイプが月額36万円。最低宿泊日数である5泊の場合は15万円です。
主なサービス内容は以下の通り。なお、これらのサービスは宿泊費に含まれています。
・シャンプー類、歯磨き・シェービングセット、くしなど各種アメニティ類(チェックイン日のみ提供)
・室内清掃ならびにリネン、タオル、寝間着類交換(1週間に3回)
・コーヒーメーカー
・テレビモニターへのインターネット接続
・共同利用スペース『コミュニティルーム』での朝食用のパン提供
・共同利用スペース『コミュニティルーム』での洗濯乾燥機、電子レンジ、オーブントースター、アイロン利用
・保冷品預かりサービス
・ホテルラウンジ(本館1階『ランデブーラウンジ』)でのコーヒーまたは紅茶の提供
・ホテル駐車場の利用(1室につき1台)
・フィットネスセンター、プール、サウナの利用(当面は予約制)
・ビジネスラウンジ(パソコンブースなどの各種オフィスワークスペース)の利用
・ミーティングルームの利用(1日2時間まで・予約制)
・荷物の預かりサービス(サイズ、数量、日数等制限あり)
共有部分の『コミュニティルーム』では、朝食のパンを無料で食べられるほか、洗濯乾燥機や電子レンジなどが自由に使えるとのこと。
なお、別途料金を支払うことで食事サービスやランドリーサービスも追加できます。
一流ホテルとしては破格といえる、今回の新サービス。新型コロナウイルス感染症の影響で全国の宿泊施設が苦しむ中、ホテルの新たな活用法を編み出したのでしょう。
ネットではまたたく間に話題になり「帝国ホテルでこれは安すぎる」「少し高いけど、快適な日々を過ごせそう!」と反響が上がっています。
コロナ禍で外出する機会が減った今だからこそ、心休まる場所を求めている人は多いのではないでしょうか。
【帝国ホテル サービスアパートメント】
予約開始日:2021年2月1日より
利用開始日:2021年3月15日より
料金:スタジオタイプ…月額(30泊)で36万円、5泊で15万円
コネクティングスタジオタイプ…月額(30泊)で72万円、5泊で30万円
プレミアスタジオタイプ…月額(30泊)で60万円、5泊で25万円
(2021年7月15日までの期間が対象・サービス料・税込)
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[文・構成/grape編集部]