ハンディファンの発火が起こるのは、どんな時? 工業製品のプロが注意喚起
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夏に大活躍するハンディファン。買い替えや故障をきっかけに処分する際、 捨て方に迷う人も多いのではないでしょうか。
実は、捨て方を間違えると、発火や爆発の原因になることがあります。
そこで、リチウムイオン電池が内蔵されているハンディファンの、正しい捨て方や注意点について、製品評価技術基盤機構(以下、NITE)に聞きました。
なぜ普通ゴミで捨ててはいけないの?
ハンディファンの多くは、充電して繰り返し使う『リチウムイオン電池』を内蔵しています。
NITEによると、リチウムイオン電池はゴミ収集車で潰されたり、処理施設で強い衝撃を受けたりすると、内部が壊れてショートし発熱します。
その熱で電池内の圧力が上がり、発火や爆発につながることがあるのです。
実際に、全国の収集車や処理施設で、リチウムイオン電池が原因とみられる火災が相次いでいます。
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リチウムイオン電池を使った製品の事故は、2020年からの5年間で1,860件です。
そのうち約85%が火災につながっており、事故は6〜8月に集中しています。
夏場は気温が高く、リチウムイオン電池の内部も熱を持ちやすくなるためです。
実際に、真夏の車内に置いたモバイルバッテリーが発火した例もあるとか。
特に、劣化や傷のある電池は異常な発熱を起こしやすくなるそうです。
捨て方は『2タイプ』で考える
ハンディファンは、電池の種類によって捨て方が変わります。
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・乾電池式は、乾電池を取り出してから処分します。電池と本体は、住まいの自治体のルールに従って、別々に出しましょう。
・電池内蔵型の充電式は、電池を無理に取り外そうとしてはいけません。無理な力が加わると、とても危険です。取扱説明書に従って、自治体、メーカー、販売店の回収ルートに出してください。
処分前に押さえておきたい注意点
発火や爆発などの事故を起こさないため、処分前に次のポイントを押さえておきましょう。
・膨張、変形、触れられないほどの熱がある電池や製品は、すぐに使用を中止する。
・落下などで強い衝撃を受けた電池は、見た目に異常がなくても発煙や発火のおそれがあると知っておく。
・膨張した電池を押し込んだり、穴を開けたりしない。内部の可燃性ガスに引火し、発火や爆発につながるおそれがある。
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取扱説明書をよく確認し、正しく処分しましょう 。
ハンディファンの正しい捨て方を守ろう
不要になったハンディファンは、自治体、メーカー、販売店の回収などのリサイクルルートを利用して処分できます。
回収方法は自治体によって異なるため、住まいの地域のルールを事前に確認してください。決して普通ゴミに混ぜて捨ててはいけません。
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NITEは、リチウムイオン電池を安全に使うために『3つのC』を呼びかけています。
・賢く選ぶ『Cool choice』:信頼できるメーカーの正規品を選ぶ。
・丁寧に扱う『Careful use』:落としたり高温下に放置したりせず、異常があればすぐ使用をやめる。
・正しく捨てる『Correct disposal』:普通ゴミに捨てず、自治体などの回収および廃棄ルールに従う。
使い終わったハンディファンは、正しい方法で手放しましょう。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeライフハック編集部]