浴槽のお湯がぬるい時は、足し湯?追い焚き? 住宅設備のプロが教える「おすすめの使い分け」
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※写真はイメージ
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給湯器が多機能に進化し、お風呂のお湯を自動で張って知らせてくれるだけではなく、『追い焚き』や『お湯を足す』こともできるようになっています。
お湯の量や温度をコントロールする機能について、実はよく知らないという人は多いかもしれません。
給湯器の『追い焚き』『足し湯』など機能の使い分けについて、ネット見積もりで給湯器・トイレ・ガスコンロ・食洗機などの住宅設備の交換工事を行う、株式会社交換できるくん(以下、『交換できるくん』)に取材しました。
意外と知らない『お湯を管理する機能』
メーカー・機種によって異なりますが、給湯器にはお風呂のお湯を管理する機能が備わっています。
『自動でお湯張り』を行う機能は一般的になりましたが、『追い焚き』と『足し湯』といった機能は何が違うのか、実はよく知らないという人もいるでしょう。
『交換できるくん』によると…。
給湯器を交換すると、これまで使っていなかった機能が増えたり、ボタンの表記が変わったりして戸惑うことがあります。
特に『追い焚き』『高温差し湯』『足し湯(たし湯)』は、似たような用途に見えるため、違いが分かりにくいと感じられる方も多い機能です。
違いが分かりにくいという3つの機能は以下のように異なります。
追い焚き:浴槽のお湯を循環させて温め直す機能。湯量は増やさずに冷めたお湯を温めるために使います。
高温差し湯:約80℃の高温のお湯を追加する機能。お湯の温度を上げるために使います。
※温度はメーカーや機種によって異なりますが、おおむね70~80℃となります。
足し湯:設定温度で新しく沸かしたお湯を追加して湯量を増やす機能。減ったお湯を補充するために使います。
『交換できるくん』によれば、機能を理解して使い分けるのがよいとのこと。
例えば、お湯がぬるくなってしまった時には『追い焚き』や、対応機種であれば『高温差し湯』が選択肢になります。
一方で、湯量が減っている場合は『足し湯』を使うなど、温度を上げたいのか、湯量を増やしたいのかで使い分けると分かりやすいでしょう。
実はこの2つは使い分けで光熱費も変わるのです。
『交換できるくん』では以下のように2つの機能について説明しています。
追い焚きと足し湯では、光熱費への影響も異なります。
一般的には、湯量が十分に残っている場合は、追い焚きのほうが効率的なケースが多いとされています。理由は次の通りです。
追い焚き:浴槽のお湯を温め直すだけなので水を使わない。
足し湯:新しいお湯を作るため、水道代とガス代がかかる。
2つの使い分けについて、より詳しい解説は以下の通りです。
足し湯は湯量が減っている場合には便利ですが、設定温度での追加となるため、温度を上げる目的だけで使うと、必要以上に湯量が増えることがあります。
お湯の温度を上げたい場合は、対応している機能に応じて追い焚きや高温差し湯を使います。
湯量が減っている場合は足し湯を使うなど、「温度を上げたいのか」「湯量を増やしたいのか」で使い分けると判断しやすくなります。
冷め具合や浴槽容量、給湯器効率によっても異なるので、状況に応じて使い分けるのがポイントです。
『追い焚き』『差し湯』『足し湯』は、それぞれ仕組みや使うお湯の量が異なり、給湯器の機能によって対応できる内容も変わります。
使い方を工夫することで節約につながるケースもありますが、10年以上使用している給湯器では、省エネ性能そのものが現在の機種より低くなっていることも少なくありません。
一般に給湯器の寿命は10年前後が目安とされており、最近では効率よく追い焚きできる高効率給湯器も増えています。
光熱費の高さやお湯の使い勝手が気になっている場合は、給湯器交換も含めて検討してみてください。
※なお、これらの機能はすべての給湯器に搭載されているわけではありません。
リモコンの表記や操作方法もメーカー・機種・給湯器のタイプによって異なるため、実際の使い方は取扱説明書やリモコン表示を確認してください。
※写真はイメージ
給湯器が多機能になっているので、実は「機能を把握していない」「機能の違いをよく知らない」という人は多いかもしれません。
今まで違いがよく分からなかったという人は、『交換できるくん』のアドバイスを参考にしてみてください!
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]