『家』の廊下への置きっぱなしはNG! プロが教える命を守る3つの整理ワザ
公開: 更新:

撮影:grapeライフハック編集部
取材協力整理収納アドバイザー・防災士・ファイリングデザイナー1級
清水幸子
14回の引越し経験と2,000件以上の整理収納サポート実績をもとに、「好きなモノと心地よく暮らす、余白のある暮らし」を提案。家庭、企業・医療機関・教育など幅広い分野で、整理収納・防災・業務改善の講座やコンサルティングを行っている。

玄関に『ブックエンド』2個置くと収納力アップ! 【作業30秒】で便利なラックが生まれた本や書類を倒れないように支えてくれるブックエンドは、アイディア次第で『コの字ラック』にも変身します。筆者が実際に、家で余っていたブックエンドを使って作ってみました。

カルディの『お菓子の缶』が便利! 3つの使い道に「いいサイズ」「見た目もすっきり」『カルディ』で、トランク型の『お菓子の缶』を発見。その中身や、収納への活用法を紹介します。






地震や豪雨など、大きな災害はいつ起きてもおかしくありません。
身を守るには、普段から暮らしている家の環境を整えておくことも大切です。
では、災害時にも安心できる環境を整えるには、どのような工夫が必要なのでしょうか。
筆者は、整理収納アドバイザーで防災士の清水幸子(さちこ)さんを取材。
普段の生活から気軽に実践できる、災害に備えた住まいづくりのポイントを聞きました。
整理収納アドバイザーの防災士が教える!災害に備える部屋の作り方
災害時にも安全に過ごせる部屋にするために、まず意識したいことについて、清水さんは次のように話します。
災害対策として部屋を整えるうえで重要なのは、ただ物を減らすだけでなく、自分にとって本当に必要な物、大切な物を選び、安心して暮らせる環境をつくることです。
例えば、寝室で大きな家具が倒れてくると、人を傷つける『凶器』になり得ます。
自分にとって「本当に必要かどうか」を考えながら持ち物を見直し、家具の配置も改めて確認してみてください。
日頃から部屋の環境をきれいに整えておくことも大切です。
部屋の中で不要な物を減らしておけば、地震などで家具が倒れたり、落下したりした際の被害を最小限に抑えられます。
※写真はイメージ
とはいえ、『必要な物』と『不要な物』を判断するのは、意外と難しいでしょう。
そこで、物を手放したり残したりする際の考え方についても聞きました。
物を選ぶ時は「本当に好きか」を基準に
清水さんによると、物を整理する際は「本当に好きか」「自分に必要か」を考えることがポイントだそうです。
物を選ぶ際に意識してほしいのは、「本当にそれが好きか」「自分に必要かどうか」です。
私は子供たちに「物を選ぶことは『宝探し』」だと伝えています。
持てる物には限りがあります。その中でも、本当に大切に使いたい物は決められてくるはずです。
自分にとって本当に大切な物を選ぶ意識を持つことで、必要以上に増やすことを防ぎ、自然と部屋も整えやすくなるのでしょう。
※写真はイメージ
廊下や階段などの生活動線を確保して
さらに清水さんは、普段から意識してほしい住まいづくりのポイントとして、逃げ道となる生活動線の確保を挙げています。
普段から、生活動線を確保することを強く意識してほしいです。
特に、廊下や階段などは「2階から降ろすのが面倒だから」と物を置いてしまいがちです。
しかし、それが災害時だけでなく、日常生活での転倒や怪我につながることもあります。
小さなお子さんや高齢の方がいる家庭に限らず、普段から安全に移動できる環境を整えておくことが大切です。
撮影:grapeライフハック編集部
普段から使っている場所は、いつの間にか物が増えていても気づきにくいでしょう。
引っ越したばかりの頃は何も置いていなかった場所でも、生活しているうちに物を置くことが『景色』として当たり前になっているケースがあります。
一度、家の中を改めて見渡してみてください。
普段の片づけが災害への備えにもつながる
災害に備えた家の環境づくりというと、家具の固定や防災用品の準備などを思い浮かべるかもしれません。
しかし、清水さんの話から分かるように、まずは自分にとって大切な物を厳選し、普段から安心して移動できる環境を整えておくことも重要です。
災害はいつ起きるか分からないからこそ、特別なことをするのではなく、日頃の片づけから備えておくのが大切。
まずは「本当に必要な物か」「逃げ道をふさいでいないか」という視点で、身の回りの環境を見直してみてはいかがでしょうか。
[文・構成・取材/grapeライフハック編集部 しぶちゃん]