自分にとって必要なものは? あそび防災情報局が考える『あまり役に立たなかった防災グッズ』【10選】
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9月1日は『防災の日』です。また秋は『防災シーズン』といわれます。
日本では秋、特に9~10月が台風・大雨などによる大規模災害の発生しやすい時期であり、同時に9月1日の『防災の日』を中心として防災活動が集中するからです。
大きな自然災害に備えて、さまざまな防災グッズを準備している人も多いでしょう。
しかし、用意しても実際には「あまり役に立たなかった…」というアイテムもあるようです。
どうせ揃えるなら役立つ防災グッズを準備しておきたいところ。では、具体的にどのようなグッズの優先度が低いのでしょうか。
防災グッズで優先度が低いものとその理由
株式会社IKUSAが運営する『あそび防災プロジェクト』では、以下のように10アイテムを挙げています。
1.コンパス(方位磁石)
災害発生時にスマホの位置情報が機能しなくなることに備えて、コンパス(方位磁石)を用意する人がいます。
確かに、災害時にはスマホの回線状況が混み合ったり、充電が切れてしまったりといった事態は考えられます。
しかし、コンパスは、針が指している方向が北(磁北)ということを表しているだけなので、自宅周辺の道や避難経路が分かるわけではありません。
2.テント
災害時に野外で過ごすことを想定してテントを用意する人がいますが、優先度は低いといえます。
避難所へ行けば野外で寝るようなことはほとんどなく、大きいテントを持ち歩くのはかえって避難行動の妨げになります。
また、仮にテントで過ごすこととなった場合でも、人気の少ない場所にテントを建てると目立ってしまい、かえって犯罪に巻き込まれてしまうことも考えられます。
このように、野外用の大型テントは不要となる可能性が高いですが、仕切りとして活用できる小型のテントについては、避難所での活用を想定して準備しておいてもよいかもしれません。
というのも、日本の避難所は多くの場合、個人スペースが仕切られておらず、ストレスを感じる場合もあるためです。
3.毛布
特に寒さが厳しい季節での災害を想定し、防寒のために毛布を用意している人もいるでしょう。
しかし、毛布もテントと同様に、避難所へ持ち運ぶには大きいうえに重く、避難行動の妨げになる可能性があります。
防寒グッズとして持ち運ぶのであれば、毛布よりも軽量で折り畳めるアルミシートがおすすめです。
薄くて持ち運びの邪魔にならず、防寒グッズとしての役割も果たしてくれます。
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4.ティッシュペーパー
汚れを拭いたり、水気を拭き取ったりと、何かと便利なティッシュペーパーですが、防災グッズとして用意するには優先度が低いです。
なぜなら、ティッシュペーパーは水に流せず、厚さもあるために荷物がかさばってしまうからです。
ティッシュペーパーを防災グッズとして用意するのであれば、水に溶けるタイプのものを選びましょう。もしくは、水に流せるトイレットペーパーのほうが活用の幅が広がります。
5.ロープ
ロープは、2階以上の建物から荷物を下ろしたり、人が降りたりする際に使えるため、防災グッズとして用意しているケースがあります。
しかし、実際に素人がロープを使って荷物を下ろしたり、自分が建物から降りたりするのは少々ハードルが高いといえます。
これらのことから、災害時に使用する場面は少ないと考えられるため、用意する優先度は低いでしょう。
6.スリッパ
災害時の足元を保護する目的でスリッパを用意する人がいます。
しかし、普段使い用のスリッパは靴底も薄く、ガラスや瓦礫の破片などの危険物が散乱している場所で使うと怪我につながります。足を保護する目的であれば靴を用意することがおすすめです。
ただし、避難所で使用する目的であれば、スリッパは役立つでしょう。避難所内を移動する際にスリッパを使用すると、足元が汚れたり冷えたりするのを防げます。
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7.電池式のラジオや懐中電灯
ラジオや懐中電灯は、防災グッズの中でも必需品です。
しかし、それらが電池式の製品だと、防災グッズとして用意してから長らく時間が経っていた場合、中の電池が腐食していることがあり、突然の災害時に使えない事態も考えられます。
電池式のラジオや懐中電灯を用意する場合には、定期チェックや予備の電池も併せて用意しておくと安心です。
最近では、電池が不要、あるいは電池と手回し充電・太陽光充電を併用できるラジオや懐中電灯もあり、こちらのタイプを備えておくのもおすすめです。
8.インスタントラーメン
災害時の食料として、お湯を入れればおいしく食べられるインスタントラーメン(カップ麺)を用意する人もいるでしょう。
しかし、災害時では電気やガスが止まることも考えられます。そうなってしまうと、そもそもお湯を沸かせないため、インスタントラーメンを食べられないかもしれません。
食品として備えるのであれば、缶詰やレトルト食品など、お湯や温める必要がなくてもすぐに食べられる食品のほうが、防災グッズとしての優先度は高いといえます。
9.ヘルメット
頭部を守るためのヘルメットは、大きくかさばってしまうのが難点です。
保管する場所がないなどの問題で用意するのが難しい場合には、優先度が低くなりがちな防災グッズでしょう。
防災用のヘルメットのなかには、コンパクトに折り畳めて、かさばらないようなものがあります。保管場所が問題で用意していない場合にはおすすめです。
10.ろうそく
電球や灯りの代わりとしてろうそくを用意することもあるでしょう。しかし、ろうそくは火事の恐れがあるため、防災グッズとして用意するのはあまり推奨できません。
室内の灯りとして使うのであれば、ランタンがおすすめです。最近ではコンパクトなものや電池不要のものもあり、ランタンは災害時の灯りとして有効活用できるでしょう。
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本記事でご紹介したのは、あくまでも『優先度が低いと考えられるもの』という点にご注意ください。
自然災害によっては、自分が置かれる状況も変化することを考えなければなりません。
防災グッズは、自分の住居や環境、想定する災害についてよく考えてから揃えましょう。
※本記事は出典元企業の許諾を得た上で掲載しております。
[文・取材・構成/高橋モータース@dcp]