窓、左側だけ半開にすると…? メーカーに聞いた虫が入らない網戸の使い方
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画像提供:YKK AP株式会社
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網戸を閉めているはずなのに、なぜか虫が室内にいることはありませんか。虫が入ってくる原因の多くは、網戸の『間違った使い方』にあるそうです。
そこで当記事では、窓や玄関ドアの建材メーカーYKK AP株式会社に正しい網戸の使い方を、『虫のプロ』である堀口智博さんに虫を寄せつけない環境作りについて聞いてみました。
虫の侵入を防ぐカギは?
網戸の枠の室内側の両サイドには、ふさふさした毛のような部品『モヘア』がついています。
モヘアには、網戸と窓フレームのわずかな隙間を埋める役割があるそうです。
画像提供:YKK AP株式会社
虫を室内に入れないためには、網戸のモヘア部分と、窓のフレームがぴったりと重なっていることが重要とのこと。
モヘア部分と窓のフレームがズレて隙間ができると、そこが虫の通り道になってしまうのだそうです。
窓の開け方で変わる!網戸の正しい位置
次に、虫を入れないための正しい窓の開け方と網戸の位置について解説します。
毎日の換気の際に、ぜひ参考にしてください!
窓を全開にした場合
窓を全開にする場合は、室内側、室外側どちらの窓を開けても、網戸の両サイドにあるモヘアが窓のフレームとしっかり重なります。
この場合、窓のフレームと網戸の隙間がないため、虫の侵入経路を確実に塞ぐことが可能です。
画像提供:YKK AP株式会社
室内側の窓を半開にした場合
室内側にある右側の窓なら、半開の状態でも全開時と同様に隙間が生じないため、虫の侵入を効果的に防げるでしょう。
網戸の位置は右側です。
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室外側の窓を半開にした場合
反対に、室外側にある左側の窓を半開にすると、窓と網戸の間に大きな隙間が生まれ、虫が自由に出入りできてしまいます。
網戸の位置は左側です。
画像提供:YKK AP株式会社
網戸を使用する際の注意点
モヘアと窓のフレームを密着させる『正しい窓の開け方』は、あくまで『網戸を正しく設置している状態』での話となります。
正しく設置したうえで虫が入ってくるようなら、網戸が劣化しているのかもしれません。
また、人が出入りする瞬間や洗濯物への付着など、窓の開け方が正しくても虫が侵入する場合もあります。
知っておきたい『衛生害虫』のリスク
続いて、『虫のプロ』である堀口智博さんに、身の回りにいる虫のリスクや、虫を寄せつけない環境作りについて聞いてみました。
私たちの身近にいる蚊やハエなどは、病気を運んだりアレルギーを引き起こしたりする『衛生害虫』に区分されるとのこと。
蚊の種類によっては、デング熱や日本脳炎などを媒介する恐れがあるといいます。
※写真はイメージ
また、多くの蚊は、春から夏にかけて数が増えてくるそうです。
エレベーターや輸送機関によって、蚊が高層階や寒い地域へ運ばれることもあるため、住んでいる場所に関わらず注意しましょう。
発生源を絶つ!虫を寄せつけないための環境作り
室内に虫を入れないためには、家の周りで虫を発生させない工夫も必要だそうです。
蚊は、植木鉢の水受け皿など、わずか1cm程度の水深があれば産卵、生育が可能だとか。
卵から約2週間で成虫になるため、定期的に水を捨てましょう。
※写真はイメージ
虫が多い場所では、肌を露出しない服装を選ぶことも大事です。
※『衛生害虫』に関するリスクや各情報は、2026年5月21日時点の情報にもとづいています。
正しい知識で『虫の入らない』快適な暮らしを実現しよう
せっかくの網戸も、使い方を間違えると虫が入ってきてしまうため注意が必要です。
窓を全開状態で使用するか、半開時には室内側にある右側の窓を開けるようにしましょう。
あわせて、家の周りの水たまりをなくしたり、外出時の服装に気をつけたりといった『虫を寄せつけない環境作り』を意識することも大切です。
正しい知識を取り入れて、不快な虫に悩まされない心地よい夏を過ごしてくださいね。
取材協力 堀口智博
幼少期から昆虫とふれあい、現在は一般財団法人⽇本環境衛⽣センターで衛⽣害⾍獣に関連した試験および調査に携わる。業務を通じて得た知識を基に、蚊の拡大模型やボードゲームの製作を楽しむ。
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]