校則で『ポニテ禁止』に! その理由に、開いた口が塞がらない
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「髪が肩についたら結ぶこと」「髪を染めるのは禁止」「パーマ禁止」…厳しさに違いはあれど、『髪形に関する校則』はほとんどの学校にあることでしょう。
これらは一般的に、学生の身だしなみを正すため定められているといわれています。
「ポニーテール禁止の校則ができたよ」
ある日、お母さんからそんな言葉を聞いて目を丸くした、ゆういちろう(@yuuitirou528)さん。
『髪が長い人は結びなさい』という校則の学校はあるものの、『ポニーテールが禁止』という校則はあまり耳にしません。
疑問を抱き、お母さんに理由を聞いてみたところ、驚くべき言葉が返ってきたのです。
「理由は『男子の欲情をあおる可能性があるから』だってさ」
ポニーテールは『男子の欲情をあおるから禁止』!?
お母さんがいうには、若い先生たちが『うなじが男子の欲情をあおる可能性がある』と声を上げ、女子生徒のポニーテールが禁止になったのだとか。
理由を知り、ゆういちろうさんは「何をいっているのか分からない」と思ったそうです。
確かに、昔から『うなじは色っぽい』といった言葉はありました。ですが、すべての人がうなじに欲情するわけではありません。
「じゃあ、私がポニーテールにしたら、欲情あおれるんですかね?」
この案がPTAで議題になった際、冗談交じりにこんなことをいっていた役員もいたのだとか。きっとPTA内でも「意味が分からない」という空気があったのでしょう。
ゆういちろうさんがこの件についてTwitterに投稿すると、多くの意見が寄せられました。その中から、いくつかご紹介します。
1.欲を抑えきれないほうが悪いのでは?
ポニーテールを禁止するのではなく、欲情を抑える勉強をさせるべき、という声が多数上がっています。
また、大人の『とりあえず危険要素は制限しよう』という行動は、子どものためにならない、という考えの人も多いようです。
2.欲情しているのは、声を上げた張本人なのでは?
「欲情するから禁止」といいだした人が、そういった目で生徒たちを見ているのでは…という意見も。
確かに、自らが性的な目で見ていなければ、そんな発想は出てこないともいえます。
3.欲情するからといって、女子生徒の行動を制限するのはなぜ?
そもそも、仮にポニーテールで欲情したとして、『原因』がある男子生徒ではなく、なぜ女子生徒の行動を制限するのでしょうか。
「欲情をあおるほうが悪い」という考えは、性犯罪の被害者を責める思考に近いものがあります。
信じられないことに、ゆういちろうさんの投稿を見て「自分の学校にも似た校則がありました」という声も上がっていました。
男子生徒たちは余計な疑いをかけられ、女子生徒たちは行動を制限され、どちらにもメリットがないように感じます。校則のありかたについて、考え直すべきなのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]