校則で『ポニテ禁止』に! その理由に、開いた口が塞がらない By - grape編集部 公開:2017-07-31 更新:2018-07-13 校則 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「髪が肩についたら結ぶこと」「髪を染めるのは禁止」「パーマ禁止」…厳しさに違いはあれど、『髪形に関する校則』はほとんどの学校にあることでしょう。 これらは一般的に、学生の身だしなみを正すため定められているといわれています。 「ポニーテール禁止の校則ができたよ」 ある日、お母さんからそんな言葉を聞いて目を丸くした、ゆういちろう(@yuuitirou528)さん。 『髪が長い人は結びなさい』という校則の学校はあるものの、『ポニーテールが禁止』という校則はあまり耳にしません。 疑問を抱き、お母さんに理由を聞いてみたところ、驚くべき言葉が返ってきたのです。 「理由は『男子の欲情をあおる可能性があるから』だってさ」 ポニーテールは『男子の欲情をあおるから禁止』!? お母さんがいうには、若い先生たちが『うなじが男子の欲情をあおる可能性がある』と声を上げ、女子生徒のポニーテールが禁止になったのだとか。 理由を知り、ゆういちろうさんは「何をいっているのか分からない」と思ったそうです。 母からPTAでポニテ禁止の校則が出来たよ。理由は男子の欲情を煽る可能性があるから。って聞いて冗談か何かかと思ってたら生徒総会で紙渡されてその記載があった時は「何考えてるんだよ」って思った。やべぇよ— ゆういちろう@ずωだ通信担当 (@yuuitirou528) July 29, 2017 確かに、昔から『うなじは色っぽい』といった言葉はありました。ですが、すべての人がうなじに欲情するわけではありません。 「じゃあ、私がポニーテールにしたら、欲情あおれるんですかね?」 この案がPTAで議題になった際、冗談交じりにこんなことをいっていた役員もいたのだとか。きっとPTA内でも「意味が分からない」という空気があったのでしょう。 ゆういちろうさんがこの件についてTwitterに投稿すると、多くの意見が寄せられました。その中から、いくつかご紹介します。 1.欲を抑えきれないほうが悪いのでは? ポニーテールを禁止するのではなく、欲情を抑える勉強をさせるべき、という声が多数上がっています。 また、大人の『とりあえず危険要素は制限しよう』という行動は、子どものためにならない、という考えの人も多いようです。 2.欲情しているのは、声を上げた張本人なのでは? 「欲情するから禁止」といいだした人が、そういった目で生徒たちを見ているのでは…という意見も。 確かに、自らが性的な目で見ていなければ、そんな発想は出てこないともいえます。 3.欲情するからといって、女子生徒の行動を制限するのはなぜ? そもそも、仮にポニーテールで欲情したとして、『原因』がある男子生徒ではなく、なぜ女子生徒の行動を制限するのでしょうか。 「欲情をあおるほうが悪い」という考えは、性犯罪の被害者を責める思考に近いものがあります。 信じられないことに、ゆういちろうさんの投稿を見て「自分の学校にも似た校則がありました」という声も上がっていました。 男子生徒たちは余計な疑いをかけられ、女子生徒たちは行動を制限され、どちらにもメリットがないように感じます。校則のありかたについて、考え直すべきなのかもしれません。 [文・構成/grape編集部] ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 出典 @yuuitirou528 Share Post LINE はてな コメント
「髪が肩についたら結ぶこと」「髪を染めるのは禁止」「パーマ禁止」…厳しさに違いはあれど、『髪形に関する校則』はほとんどの学校にあることでしょう。
これらは一般的に、学生の身だしなみを正すため定められているといわれています。
「ポニーテール禁止の校則ができたよ」
ある日、お母さんからそんな言葉を聞いて目を丸くした、ゆういちろう(@yuuitirou528)さん。
『髪が長い人は結びなさい』という校則の学校はあるものの、『ポニーテールが禁止』という校則はあまり耳にしません。
疑問を抱き、お母さんに理由を聞いてみたところ、驚くべき言葉が返ってきたのです。
「理由は『男子の欲情をあおる可能性があるから』だってさ」
ポニーテールは『男子の欲情をあおるから禁止』!?
お母さんがいうには、若い先生たちが『うなじが男子の欲情をあおる可能性がある』と声を上げ、女子生徒のポニーテールが禁止になったのだとか。
理由を知り、ゆういちろうさんは「何をいっているのか分からない」と思ったそうです。
確かに、昔から『うなじは色っぽい』といった言葉はありました。ですが、すべての人がうなじに欲情するわけではありません。
「じゃあ、私がポニーテールにしたら、欲情あおれるんですかね?」
この案がPTAで議題になった際、冗談交じりにこんなことをいっていた役員もいたのだとか。きっとPTA内でも「意味が分からない」という空気があったのでしょう。
ゆういちろうさんがこの件についてTwitterに投稿すると、多くの意見が寄せられました。その中から、いくつかご紹介します。
1.欲を抑えきれないほうが悪いのでは?
ポニーテールを禁止するのではなく、欲情を抑える勉強をさせるべき、という声が多数上がっています。
また、大人の『とりあえず危険要素は制限しよう』という行動は、子どものためにならない、という考えの人も多いようです。
2.欲情しているのは、声を上げた張本人なのでは?
「欲情するから禁止」といいだした人が、そういった目で生徒たちを見ているのでは…という意見も。
確かに、自らが性的な目で見ていなければ、そんな発想は出てこないともいえます。
3.欲情するからといって、女子生徒の行動を制限するのはなぜ?
そもそも、仮にポニーテールで欲情したとして、『原因』がある男子生徒ではなく、なぜ女子生徒の行動を制限するのでしょうか。
「欲情をあおるほうが悪い」という考えは、性犯罪の被害者を責める思考に近いものがあります。
信じられないことに、ゆういちろうさんの投稿を見て「自分の学校にも似た校則がありました」という声も上がっていました。
男子生徒たちは余計な疑いをかけられ、女子生徒たちは行動を制限され、どちらにもメリットがないように感じます。校則のありかたについて、考え直すべきなのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]