YouTuberの収入源は? 再生回数と広告収入の関係を解説
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最近は、小学生がなりたい職業ランキングの上位にも入るようになったYouTuber。
「YouTuberになりたい」「副業でYouTubeを使って稼ぎたい」と思っている人もいるでしょう。
しかし、YouTubeを使って利益を出す方法が分からず、一歩を踏み出せないという悩みを持ってはいませんか。
当記事では、YouTuberの5つの収入源や、YouTubeの再生回数と収入の関係、収益化条件について解説します。
YouTubeを利用して所得を得てみたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
※この情報は、2022年2月の情報をもとにしています。
YouTuberの5つの収入源
※写真はイメージ
動画制作者一人ひとりがさまざまなコンテンツを作り上げているのと同じように、YouTuberの収入源も多種多様です。
しかし、大きくまとめると、ほとんどのYouTuberは、以下の5つのいずれかの方法で収入を得ています。
・広告
・企業案件
・チャンネルメンバーシップ
・スーパーチャット
・グッズ販売
まずは、YouTuberの収入源について1つずつ詳しく見ていきましょう。
広告
広告は、YouTuberのメインとなる収入源です。
一般的にYouTubeにおける広告は、『Google AdSense(グーグルアドセンス)広告』を指します。
Google AdSenseとは、Googleが提供するサイト運営者向けの広告配信サービスのこと。
Google AdSenseを利用して、YouTubeを含む自分のウェブサイトに広告を掲載することで収入を得られるのです。
Google AdSense広告には主に以下の5種類あり、それぞれ形態や特徴が異なります。
自分の動画の目的や雰囲気に合う広告を選びましょう。
■Google AdSense広告の種類による形態と特徴の違い
・動画は比較的長め
・スキップ不可の広告は、広告が表示されるたびに収益発生
・動画の長さは6秒以下
・1再生あたりの単価が低い
・動画の画面下部に表示
・ユーザーが表示・非表示の切り替え可能
(サイドバー広告)
・関連動画一覧の上に表示
・単価が高い
・モバイル専用の広告
・音声ミュートで自動的に再生
企業案件
広告に次ぐ大きな収益源となるのが、企業案件です。
企業案件とは、企業から宣伝してほしいと依頼された商品などをYouTube動画で紹介、配信することで、収入を得る仕組み。
企業案件は、単価が高く設定されていることが多いため、大きな収入源となる可能性が高いといえます。
しかし、企業が依頼するのは有名な動画投稿者であることが多く、YouTuberになったばかりの人が企業案件を受注することは難しいでしょう。
チャンネルメンバーシップ
チャンネルメンバーシップとは、視聴者が配信者からの特典を受け取れるメンバーになるために、メンバー料金を支払う仕組みです。
毎月のメンバー料金が配信者の収益になります。
メンバー料金は配信者が自由に設定でき、最低価格は490円です。
配信者は売り上げの70%を受け取ることができます。
スーパーチャット
スーパーチャットとは、動画のライブ配信中に、視聴者からコメントと支援金を受け付けられるYouTubeの機能のことです。
支援金の支払いは、チャンネル運営支援、質問回答への礼金など、さまざまな目的で行われます。
大勢の視聴者がいなくても高い収入を得られる可能性がある点が、スーパーチャットの魅力です。
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グッズ販売
YouTubeを通じてグッズを販売し、収益を上げる方法も。
グッズ販売で収益化を目指す場合は、以下の2つの方法が挙げられます。
・YouTubeのグッズ紹介機能を利用する
・自分のホームページ(ネットショップ)に誘導する
自分のホームページを持っていれば、YouTubeを集客装置として利用することも可能です。
YouTuberの再生回数と収入の関係
※写真はイメージ
YouTubeにはさまざまな収入源がありますが、メインとなるのは広告収入です。
基本的に、YouTubeの広告収入で得られる金額は動画の再生回数に影響を受ける傾向にあり、一般のYouTuberの広告収入は1再生あたり0.05〜0.1円といわれています。
しかし、YouTuberの収入金額は動画の再生回数に必ずしも比例しません。
再生回数が多くても収入が少ないYouTuberもいれば、再生回数に対して収入が多いYouTuberもいるのが現状です。
YouTuberの動画収入が再生回数に完全に比例しない理由として、以下の2点が考えられます。
・チャンネル登録者数が多いほど、1回の再生回数で稼げる収入は多くなるといわれている
・再生単価の高い広告ジャンルと再生単価の低い広告ジャンルが存在する
テレビ番組やCMにも出演する人気の有名YouTuberのほうが、チャンネル登録者数が多く広告効果が見込めるため、1再生あたりの広告単価は高額になります。
また、YouTubeの動画広告は、動画の視聴者層に応じた内容が流れる仕組みです。
例えば、『お金』や『投資系』などの広告ジャンルは、経済的に余裕のある視聴者が多く、広告を見て商品やサービスの利用に動く可能性があるため、ほかのジャンルより1回あたりの再生単価は高めとなっています。
そのため、YouTubeで広告収益を稼ぎたい場合は、再生回数だけではなく、チャンネル登録者数と再生単価の高い広告ジャンルを意識することがポイントです。
YouTuberの収益化条件とは?
※写真はイメージ
YouTubeでは、広告の配信設定を行った上で動画を投稿し、再生されたとしても、必ずしも広告収入が発生するとは限りません。
動画内で広告を流して収益を得るためには、YouTubeの審査を経て、運営が定めている以下の条件をクリアする必要があります。
・チャンネル登録者数1000人以上
・過去12か月の総再生時間4000時間以上
ほかにも、18歳以上などの細かい条件はありますが、基本的にはチャンネルの登録者数と総再生時間が条件の中心です。
審査条件の詳細は変更されることがあるため、公式サイトで確認してみましょう。
さらに、YouTubeの広告収入が8000円に達するまでは利益を受け取ることができません。
8000円という条件をクリアするためにも、チャンネル登録者数や再生回数を増やす必要があります。
チャンネル登録者数や再生回数を増やすポイントは、以下の2点です。
・チャンネルテーマを決める
動画のジャンルがバラバラなチャンネルよりも、『投資』『ゲーム実況』など特定の動画コンテンツで統一されているチャンネルのほうが、視聴者に興味を持ってもらいやすい傾向にあります。
・動画のクオリティを上げる
動画のクオリティを上げるためには、自分の動画チャンネルの視聴者層に求められる動画を作ることが大切です。
チャンネル視聴者の年齢や性別、傾向などを分析してみましょう。
YouTuberとして収入を得たい場合は、チャンネル登録者数や再生回数が伸びるよう、統一性のあるテーマで高品質の動画を投稿することを意識してみてくださいね!
まとめ
※写真はイメージ
YouTuberには『企業案件』『チャンネルメンバーシップ』など5つの収入源がありますが、メインとなるのは『広告収入』です。
YouTubeの広告収益は動画の再生数に比例しやすいものの、チャンネル登録者数や広告の再生単価にも左右されます。
また、YouTubeで収入を得るためには、YouTubeの審査をクリアした上で、8000円以上の利益を出さなければなりません。
まずは収益化ラインである8000円の利益を上げることを目標にして、動画投稿から始めてみましょう。
[文・構成/grape編集部]