バスケの試合中に突然、静まり返った会場 次の瞬間? 「涙が出た」
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スポーツの試合では、応援しているチームへの声援に思わず力が入るものです。またその声援が、選手にとっては嬉しいはず。
ところが、アメリカで行われたバスケットボールの試合で、観客が一斉に静かになる場面がありました。
会場が静まり返った、次の瞬間?
話題となっているのは、ミシガン州にあるジーランド・イースト高校で行われたバスケットボールの試合です。
2年生のジュールス・ホーグランドさんが、シュートのチャンスを手に入れます。
ゴールを前にボールを構えるジュールスさん。すると、ほかの選手も観客もみんなが一斉に静かになりました。
実はジュールスさんは目が見えないのです。
そんな彼女にゴールの位置を教えるため、女性がゴールを棒で叩いて音を鳴らします。
会場の緊張感はマックス。そんな中で、ジュールスさんが投げたボールは…。
見事にゴールネットを揺らしました!!
先ほどまでの静けさがウソのように、会場には割れんばかりの拍手と声援が鳴り響きます。
また、ジュールスさんのチームメイトだけでなく、相手チームの選手もみんな大喜びしているのが印象的です。
この動画は、その場にいなかった人たちにも多くの感動を与えたようです。
・素晴らしい経験と素晴らしいスポーツマンシップ。おめでとう!
・静けさからの…大声援。美しい動画だ。涙が出た。
・励ましとインスピレーション、そしてたくさんの愛。この世界が必要としていることだね。
海外メディア『WZZM13』によると、3歳の時に視力を失ったジュールスさんはバスケットボールが大好きで、高校ではチームの一員として、一生懸命に練習に励んでいるそう。
しかし、これまで一度も練習でシュートを成功させたことはなかったのだとか!
この日の試合でも、ジュールスさん本人もまさかシュートが成功すると思っていなかったといいます。
「それが困難であっても、あなたが好きなことなら決してあきらめないで」と人々へメッセージを送ったジュールさん。
たゆまぬ努力によって、目が見えなくてもシュートを成功させた彼女の言葉は、とても説得力がありますね!
[文・構成/grape編集部]