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ブースに並ぶ大量の水 実は普通のミネラルウォーターではなく…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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心身ともにリラックスできる温泉は、日本が誇る文化の1つ。

広い浴槽でくつろいだり、大自然の空気を味わったり、日常とは違った入浴を楽しめるので『温泉に入ること』を目的に旅行をする人も多いですよね。

『観音温泉』が東京にやってきた!

日本有数の温泉地である伊豆半島の南部、奥下田の山あいにある『観音温泉』。

特徴は、なんといってもその泉質でしょう。超が付くほどの軟水で、とろみを感じるほどのなめらかさです。

また、pH9.5のアルカリ性の泉質により、利用者から「肌がツルツルになった」という声が多く聞かれる美肌の湯としても知られています。

伊豆の豊かな自然に囲まれながら、源泉かけ流しの温泉を楽しめることで、多くの人に愛されている観音温泉。

ちなみに『観音』という名前は、温泉の掘削工事を行っていた際に、観音様が出土したことが由来です。

観音温泉は、アナウンサーの上柳昌彦さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『上柳昌彦 あさぼらけ』(ニッポン放送)内で、『観音温泉るんるんタイム』を放送中。

上柳さんと、観音温泉の鈴木和江会長が、施設や地域の魅力などを発信しています。

2023年4月22日と23日に行われたイベント『Smile&Green やっと会えたね ニッポン放送 ラジオパーク in 日比谷 2023』にもブースを出展しました。

ブース内では、現地から直送した源泉を使用した、本格的な足湯体験ができます。

当日の気温がやや肌寒かったこともあり、多くの人が利用していました。

利用者に感想を聞いてみると「温度がちょうどよくてずっと入っていたくなる」「足がスベスベになった」「お湯がトロトロしていてびっくりした」などの声が集まりました。

筆者も体験しましたが、少し入っただけでも、観音温泉の特別な泉質を感じることができます。

また、硬度1.0未満の超軟水である観音温泉は、『飲む温泉』としても有名です。

ブース内では温泉水を使ったミネラルウォーターや、スキンケアグッズなどの販売も行われていました。

観音温泉水は、そのまま飲むのはもちろんのこと、料理に使ったり、コーヒーを淹れたりする時にもぴったりだといいます。

多くの人が手に取り、まろやかで優しい味わいを、足湯とともに楽しんでいました。

まさに『浸かってよし』『飲んでよし』の観音温泉。

改めて、鈴木和江会長に、その魅力をうかがいました。

奥下田の山あい深い人里離れた場所までお越しいただき、温泉にお入りいただいた方々に愛される、トロトロとした肌触りの泉質が最大の魅力だとおっしゃっていただいております。今日の足湯でお湯に触れた方々にも、泉質を感じていただくことができたのではないでしょうか。

お食事にも、観音温泉の温泉水を使った献立をお出ししています。とくに温泉水で炊き上げる釜飯は、「これを食べるためにまた泊まりに来た」といわれるお客様がいるほどです。食材にもこだわり、施設内で育てたトマトなどの野菜、伊豆という土地柄、イセエビ、アワビ、キンメダイなどをお召し上がりいただいております。

この山あいの地に自然と温泉以外何もなかった先代の頃から、観音温泉を愛して足を運んで来られるお客様が、親から子、子から孫へと家族3世代、4世代となり、初めて来られてから40~50年になるとうかがうと、感謝の気持ちと、少しはみなさまのお役に立てているのではと思います。

『観音』は音を観ると書きます。私にはお客様の心までは見えませんが、お見送りする時の笑顔や「お世話になりました」というお言葉から、お力を感じておりますし、そのパワーが観音温泉の未来につながっていると感じています。

かねてより「この温泉で、人の役に立つことが願い」と語っている鈴木会長。

会長を始めとした、スタッフたちによる『おもてなし』も、観音温泉の魅力の1つです。

四季折々違った姿を見せてくれる、伊豆の大自然の中で、ゆっくりと1日を過ごせば、身も心もリフレッシュできること間違いなし。

観音温泉を訪れ、極上の温泉と、おもてなしを体験してみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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