黒人差別と警察の暴力に声をあげる　アッシャーの新曲MVが衝撃的

ここ数年アメリカでは黒人系の人たちが犠牲になる事件が急増しています。白人の警察官が非武装の黒人男性を射殺したり、白人の男が教会で黒人礼拝者を射殺するといった事件により黒人系の人たちの怒りが爆発し、各地で警察への抗議デモや暴動が発生しました。

そんな中、シンガーソングライターのアッシャーがリリースした新曲が話題となっています。

タイトルは『Chains（チェーンズ）』。ミュージックビデオはアッシャーが警察の車に追われるシーンから始まります。祈る子供たち、手錠、拳銃などが映し出され、曲のところどころに銃声のような音が響きます。

アッシャーが教会を訪れるとそこでは自分の葬式が行われています。

パトカーの後部座席で涙を流すアッシャー。そして彼が見たものは「次は私？」と書かれたサインを持った女の子たち。

こう繰り返し歌う『Chains』。衝撃のMVをごらんください。

アッシャーはこの曲のリリースとともにTwitterにこうコメントしています。

人種差別や警察の暴力という現在のアメリカが抱える大きな社会問題をストレートに提起したアッシャーの新曲『Chains』。このビデオを見てあなたの心には何が残ったでしょうか。