楽天・オコエ「炎上覚悟で投稿」 幼少期に受けた嫌がらせに胸が締め付けられる
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大谷翔平「嬉しく思います」 来春のWBCの出場表明に「涙が出た」「これは熱い」メジャーリーグ『ロサンゼルス・ドジャース』に所属する大谷翔平選手が2025年11月25日に、自身のInstagramを更新。2026年3月に開幕する野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』への出場を表明しました。ネット上では、多くの野球ファンから歓喜の声が相次ぎました。

「もうノーベル平和賞だろ」 大谷翔平が立ち上げた『財団』が…「素晴らしい」アメリカのプロ野球チーム『ロサンゼルス・ドジャース』に所属する大谷翔平選手が2025年11月22日、子供の健康を守る活動や、動物の保護に取り組む『大谷翔平ファミリー財団(SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION)』の設立を発表。多くの人から「本当に素晴らしい取り組み」「さすがスーパースター」と称賛の声が上がりました。






アメリカ・ミネソタ州で白人警官に首を圧迫された黒人男性のジョージ・フロイドさんが亡くなる事件が起きた2020年5月25日。
その事件を発端に起きた警察による黒人への暴力に抗議するデモは、同年6月現在、アメリカ国内だけでなく、世界各地へと広まっています。
また、Twitter上では『#BlackLivesMatter』のハッシュタグをつけた投稿が数多く寄せられており、プロ野球チーム『東北楽天ゴールデンイーグルス』のオコエ瑠偉選手も、同ハッシュタグをつけて自身の体験をつづりました。
オコエ瑠偉「そんなに人間の心強くないよ」
ナイジェリア人の父と、日本人の母を持つオコエ選手。保育園に通っていた5歳の頃、初めて「自分が周りとは違うと認識させられた」と語る出来事があったといいます。
肌の色、目の色、生まれ育った環境…日本の中の『マジョリティ』と違うからといって、相手をののしり、身体的にも精神的にも暴力を加えていい理由はどこにもありません。
「誰かを責める気も、文句をいう気も、差別と呼ぶ気もない」と語るオコエ選手。
どういう思いで自身の『ものすごく嫌だった過去』を振り返り、Twitterを通して世界中に共有するに至ったのか…その本当の意味が分かれば、社会を変える大きな一歩へとつながるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]