スタバで韓国語を話す客に文句をいう女性 後味の悪い結末に
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※写真はイメージ
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- 出典
- Annie An
世界ではいまも、一部の人種差別主義者によって起きる事件が存在します。犠牲者が出るような事件はニュースで大々的に報道されますが、実際は身近な日常でも人種差別は起きているのです。
そのことを知らされる出来事がありました。
ある日、アニーさんという女性が友人と一緒にスターバックスを訪れ、おしゃべりをしていました。すると、店内にいた女性がアニーさんたちにこういってきたのです。
女性客:
「ここはアメリカよ。英語だけを使って」
アニーさん:
(驚いた様子で)「すみません、何ですか?」
女性客:
「外国語は聞きたくないの」
アニーさん:
「ここはアメリカですよ。私たちはみんな、母国語を話す自由があります」
そこで騒ぎに気付いたスターバックスの店員がやってきます。また、アニーさんは動画を撮り始めました。
店員:
「すみませんが、当店ではどんな言語をしゃべっていただいてもかまいません」
女性客:
「オバマ大統領は、アメリカにいる人はみんな英語を話すべきだといったわ。あなたたちの言葉は不愉快なのよ」
アニーさん:
「だったら、あなたがここから出て行けばいいんじゃないですか?」
女性客:
「あなたたちが静かにしていればいいのよ。あなたたちの言語を聞きたくないの」
店員:
(女性客に向かって)「あなたが出て行っていただけますか」
すると腹を立てた女性客は「クレームの手紙を送ってやるわ」といい、パソコンに何かを打ち始めます。それを見ていた別の客が「そういいながらずっと数字を連打してますね」と指摘すると、女性客はさらに怒りをあらわにします。
困った店員は「出て行っていただけないのであれば警察を呼びますよ」というと、女性客は「別にいいわよ」とその場に居座ります。
それから数分後、3人の警察官がやってきて女性客を退去させたということです。
移民の国アメリカで、いまも残る人種差別
アニーさんによると、この女性客は「特に韓国語が不愉快だ」「移民が」といった発言を繰り返していたのだとか。
アメリカ、特にカリフォルニア州はさまざまな国からの移民が多く暮らす場所であり、中には英語があまり話せない人たちもいます。しかし、いうまでもありませんが、どんな人でもどこであっても人々は母国語を自由に話す権利を持っています。
公共の場で「外国語が不愉快だから聞きたくない」などという身勝手な理由で、相手の人権を侵害するような言動や行為は決して許されるべきではありません。
残念ながら、一部の人たちは今なお人種差別主義を貫いており、そのために悲しい出来事が起きてしまいます。
私たち日本人も日本を1歩出れば外国人です。そして外国人だからという理由だけで、差別の対象になってしまう可能性があるのです。
日本にも多くの外国の人たちが暮らしています。海外から旅行に訪れる人も増えています。
私たちは日本で出会う外国の人たちを、いつでも温かく受け入れる気持ちをもっていたいものです。
[文・構成/grape編集部]