海外で「売春婦」と呼ばれた日本人 差別の根本を語った言葉に気付かされる
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渋谷陽一さんが逝去 音楽誌『rockin’on』を創刊2025年7月22日、『ロッキング・オン・グループ』(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)の代表取締役会長である、渋谷陽一さんが亡くなったことが分かりました。74歳でした。

経産省「大変危険です」 注意喚起に「知らなかった」「これは危ない!」2025年7月、経済産業省の製品事故対策室は、Xアカウントで「モバイルバッテリーを車内に放置しないでください」と、呼びかけました。
- 出典
- @ozoekkk
『人種が違う』というだけで起きる差別の歴史は古く、残念ながら現在でも根強く残っています。
誰もが被害者にも加害者にもなり得る人種差別。
人種間にかぎらず、差別そのものがなくならない理由や要因は、長い歴史の中で複雑に絡み合い、ひと言では簡単に説明できません。
しかし、尾添(@ozoekkk)さんがTwitterに投稿した体験談を読めば、差別問題解決のきっかけがつかめるのではないでしょうか。
『叔母と私と、人種差別の話』
日本から南欧に移住し、30年以上現地で暮らす叔母を持つ投稿者さん。
叔父の葬儀のため、叔母が暮らす南欧を訪ねた際、都市部のカフェで人種差別を目の当たりにしたといいます。
差別の根本にあるのは、孤独と未知の恐怖。
差別する人は、現実に向き合いもせず、軽蔑したり怯えさせたりすることで自分を守る臆病者。
海外で暮らす人たちが今以上に少なかったであろう時代から、異国の地で暮らしてきた叔母だからこそ、その言葉には重みがあります。
また、叔母は差別を許してはならない理由について、こうも語っていたのでした。
『生きる』ということは、社会や世界とつながり、支えあっていくこと。
人種や性に関する差別は特に許してはいけない。個性を否定することだから。
目の前にいる相手を知るということは、社会を知り、世界とつながる一歩目ともいえます。
『自分と違う』『自分の知らない現実』というだけで目をそらし、ましてや相手を否定し続けた先に、一体何が残り何が得られるというのでしょうか。
誰かと違うことは何も怖くないことだと、一人ひとりの内側から変えていかなきゃ進まない気がする。
自身が目の当たりにした差別をきっかけに、そう語る投稿者さん。
人種だけでなく、世の中には性的指向や性別、生まれ育った地域や職業など、数多くの差別が存在します。
「自分に差別は関係ない」と思っていても、現実に差別は起きていて、自分が気付かないだけでとても身近な問題です。
もしかしたら、知らないうちに差別を受け、または差別している可能性も。
「差別はいけない」と語るのは簡単なことですが、では実際に差別をなくすためにはどうすればいいのか…答えは自分の心の中にあるのではないでしょうか。
尾添さんのほかの作品はコチラから
現在、イラストレーターや漫画家として活躍している尾添さん。ほかの作品はInstagramやウェブサイトから見ることができます。ぜひ、ご覧ください。
ウェブサイト:戯曲キャンディ
Instagram:尾添(ozoek12)
[文・構成/grape編集部]