デモ隊に近づいた1人の警察官 次の瞬間、その場にいた誰もが笑顔になった
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- 出典
- Avis Sword
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで起きた白人警察官による暴力で黒人男性が死亡した事件を受けて、全米で抗議デモが行われています。
2020年5月25日、偽札使用の疑いで拘束されたジョージ・フロイドさんが、白人警察官に首をヒザで圧迫され、その後亡くなりました。
この出来事に関与した警察官4人が即日懲戒免職となり、そのうちジョージさんに暴行した警察官が殺人などの容疑で逮捕されました。
しかしアメリカで相次ぐ警察官による人種差別に人々の怒りは収まらず、各地で抗議デモが続いています。
笑顔でデモ隊に近づいた警察官は
ジョージさんが亡くなってから最初の週末には暴徒化した一部の人たちによってパトカーが燃やされ、デモを鎮圧しようとした警察官が催涙ガスやゴム弾を発砲して多くのケガ人が出る事態となりました。
その週末、全米で緊張感が高まる中、1人の警察官の動画が拡散されます。
映っているのはミシガン州の保安官、クリス・スワンソンさん。彼の後ろには数人の警察官の姿もあります。
重装備でデモ隊に対峙するほかの警察官とは違い、驚くほどカジュアルな格好のクリスさんはデモに集まった人たちに話しかけます。
クリスさんがそういうと、デモ隊からこんな声が上がります。
Walk with us!(僕らと一緒に歩こう)
するとクリスさんは「よし、歩こう!」といい、デモ隊とともに笑顔で歩き始めたのです。
この場にいた女性が撮影した動画は4千万回近く視聴され、コメントも殺到しています。
・今日見た中でもっともパワフルな動画だ。ここには希望がある!
・泣いた。これこそが私たちが必要をしているもの。
・暴力も憎悪もやめよう。この動画は俺に希望をくれた。
警察官による人種差別の撤廃を訴える人々とクリスさんが笑顔で一緒に歩く様子は、まさに『結束』の象徴といえるのではないでしょうか。
6月2日現在も抗議デモは全米各地で続いていますが、警察官がデモ隊の前で片ヒザをついたり、人々と握手をしたりするシーンがあちこちで見られるようになっています。
デモをしている人たちの目的は「自分たちの声を聞いてほしい」ということ。決して暴力的に争うことではありません。
武器を置いて人々の中に飛び込み、彼らが安心して声をあげられるようにサポートしたクリスさん。
彼の行動は警察官に対して失望や怒りを感じている多くの人たちに希望を与えたようです。
[文・構成/grape編集部]