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「英語を話せ」スペイン語を話す女性たちを侮辱した女性 自業自得の結末に

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Faby VelSa

アメリカ・コロラド州に住むファビオラさんが、友人と一緒にスーパーマーケットで買い物をしていた時のこと。

2人がスペイン語で話していると、見知らぬ女性が近付いて来て、強い口調でこういったのです。

「この国に住むんだったらスペイン語でなく、英語を話さなくてはいけないのよ!」

その女性はファビオラさんたちに対して非常に威圧的で、彼女たちを侮辱しているようだったといいます。

突然の出来事に戸惑うファビオラさん。するとその様子を見ていたカミラさんという女性が、3人の間に割って入ったのです。

「人を攻撃するのはやめなさい!いますぐここから出て行きなさい。

警察に電話するわ。彼女たちに構わないで!

出て行け!早く!」

ファビオラさんたちを侮辱した女性に向かって、毅然とした態度でいい返したカミラさん。

ファビオラさんはその様子を撮影し、後から自身のFacebookに投稿。自分たちを守ってくれたカミラさんに感謝の気持ちを伝えました。

まさか自分の身にこんなことが起きるなんて考えたこともなかった。

私たちを守ってくれて、警察を呼んでくれた、この(見知らぬ)女性に感謝しています。私たちを攻撃してきた女性は逮捕されたと思います。

いつもソーシャルメディアでこういうビデオを見ると勇気を出さなくちゃと思っていたけど、いざ我が身に起きたら自分がとても無力だと感じた。

Faby VelSa ーより引用(和訳)

海外メディア『CNN』によると、ファビオラさんたちを侮辱したリンダさんという女性はこの後、人種などを理由に人に嫌がらせをした罪で逮捕されたということです。

この動画を見た人からはカミラさんのことを『ヒーロー』だと称賛する声が上がっています。

ファビオラさんとカミラさんは共に30歳で同じ年齢なのだそう。一方、逮捕されたリンダさんは64歳だということです。

世代が違うと考えかたも違うということはありますが、個人的な見解を他人に強要し、誰かを侮辱することは決して許されることではありません。

自由の国アメリカでいまなお、このような差別があることは悲しい事実ですが、カミラさんのような勇気ある女性もいるということは大きな救いといえるでしょう。

個々の違いを認め、互いを尊重し合える世の中になることを願うばかりです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
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