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ドイツで『釣り目ジェスチャー』をされたアジア人女性 その後の対応に「素晴らしい!」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2019年4月18日に投稿された、アジア人差別の瞬間をとらえた1本の動画が、Twitterで話題になっています。

映っているのは、ネットで動画を配信している韓国人のGiannie Leeさん。

ドイツでの撮影中、彼女は突然絡んできた男性に、指で目尻を上に引っ張る『釣り目ジェスチャー』をされました。

このジェスチャーは、アジア人差別の代表的な行動。悪気なく、この差別的ジェスチャーをとる人も少なくないといいます。

『アジア人差別』を受けた女性の対応に、世界から称賛の声

突然絡まれた女性は、なれなれしく近寄る男性たちにひるまず、ハッキリとこういいました。

「それは差別的な行為ですよ。多くの人がこれを見るから、やめて。私はドイツが好きなんです」

動画に対し、「自分の国だけど恥ずかしいと思った」「彼はひどい差別主義者だ!彼女は最高にカッコいい!」「バカ、何万人もこの動画を見てるんだよ!私の国の恥さらしはやめて!」といった声がドイツ国内外から上がっています。

のちに動画は日本国内でも拡散され、女性のきぜんとした対応に称賛の声が相次ぎました。

・差別って無知から来るもの。自分は絶対に同じことをしない。

・自分もこれをやられたことがある。ちゃんと「差別だ」といっていて。素晴らしいと思う。

・見ていてた自分すら腹が立ってしまったのに、この子は冷静に対応していてスゴイ。

・こんな時、ちゃんと怒ることができる人になりたい…。

同年3月には、ドイツに本部を置くホームセンター『ホルンバッハ』のCMに対し、アジア人差別を指摘する声が殺到しました。

およそ1か月前にこの騒動があったことも、今回の人種差別動画に対する批判の声が強くなった理由でしょう。

国内で暮らしている日本人は、生活をしていて人種差別を受けることはめったにありません。

そのため、ネット上では「いざ差別を受けた時、笑ったり適当に流したりせず、しっかりと反論すべきだ」という意見が上がっていました。

差別的な態度をとる人の中には、そもそも『差別をしている』という自覚がない人がいます。

不当に差別を受けた人がしっかりと拒否することで、差別解消への1歩になるはずです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@Slasher

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