仕事で「男性の担当者に変わってくれ」 また女性差別かと思いきや? By - grape編集部 公開:2017-12-07 更新:2018-05-16 差別 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「男性と、担当を変わってくれ!」 ビジネスの場で、初対面の男性客から、そういわれてしまった女性のエピソードが話題を呼んでいます。 男性客がわざわざ性別を指定した理由…それは予想外のものでした。 男女差別かと思いきや… 担当を男性と変えるようにいわれたのは、一度や二度ではないと語るのは、戸倉彩(@ayatokura)さん。 元コンピューターセキュリティのシステムエンジニアとして働いていた戸倉さんは、男性客から担当変更の要望をあげられるたびに、こう思っていたといいます。 女性の技術力に対する信頼感が薄い人が、そうした要望をあげるのだろう。 2016年、男女雇用機会均等法の改正後、男女が平等に扱われる傾向にあるとはいえ、いまだビジネスの現場では男女差別が根強く残っています。 戸倉さんもまた、性別が仕事に影響を与える『負の側面』を何度も見てきたからこそ「女性というだけで、信頼が得られない」と感じていたのではないでしょうか。 しかし、その考えが変わるようなひと言が男性客から飛び出したのです。 それは…。 「女性に慣れてなくて、緊張で仕事に集中できないからゴメン」 女性エンジニアをしていて案件で初対面の男性のお客様に「男性とチェンジして!」と言われてしまった事が何度かある。ずっと女性の技術力に対する信頼感が薄い方がそうした要望をあげるんだと思い込んでたけど「女性慣れしてないから緊張して仕事にならないからゴメン」と言われてから考えが変わった。— 戸倉彩 (Aya Tokura) (@ayatokura) 2017年12月5日 性差別かといわれると疑問が残る戸倉さんのエピソードに対して、さまざまな反応が寄せられています。 ・仕事していれば女性と接する機会もあるでしょうに。「仕事なんだから慣れろ」といってやりたいですね。 ・自分も同性同士のほうが気持ちが楽だと感じるので、その理由に共感しました。 ・確かに、女性が苦手なシステムエンジニアは多い! ・ちょっと可愛いって思っちゃった。 戸倉さんが出会った男性のように、何か事情を抱えている場合もあるのかもしれません。 しかし、その人の『才能』を見ていれば性別は関係ないはず。「男だから、女だから」ではなく、その人を見て仕事をすべきという考えが、もっと広まるといいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @ayatokura Share Post LINE はてな コメント
「男性と、担当を変わってくれ!」
ビジネスの場で、初対面の男性客から、そういわれてしまった女性のエピソードが話題を呼んでいます。
男性客がわざわざ性別を指定した理由…それは予想外のものでした。
男女差別かと思いきや…
担当を男性と変えるようにいわれたのは、一度や二度ではないと語るのは、戸倉彩(@ayatokura)さん。
元コンピューターセキュリティのシステムエンジニアとして働いていた戸倉さんは、男性客から担当変更の要望をあげられるたびに、こう思っていたといいます。
女性の技術力に対する信頼感が薄い人が、そうした要望をあげるのだろう。
2016年、男女雇用機会均等法の改正後、男女が平等に扱われる傾向にあるとはいえ、いまだビジネスの現場では男女差別が根強く残っています。
戸倉さんもまた、性別が仕事に影響を与える『負の側面』を何度も見てきたからこそ「女性というだけで、信頼が得られない」と感じていたのではないでしょうか。
しかし、その考えが変わるようなひと言が男性客から飛び出したのです。
それは…。
「女性に慣れてなくて、緊張で仕事に集中できないからゴメン」
性差別かといわれると疑問が残る戸倉さんのエピソードに対して、さまざまな反応が寄せられています。
・仕事していれば女性と接する機会もあるでしょうに。「仕事なんだから慣れろ」といってやりたいですね。
・自分も同性同士のほうが気持ちが楽だと感じるので、その理由に共感しました。
・確かに、女性が苦手なシステムエンジニアは多い!
・ちょっと可愛いって思っちゃった。
戸倉さんが出会った男性のように、何か事情を抱えている場合もあるのかもしれません。
しかし、その人の『才能』を見ていれば性別は関係ないはず。「男だから、女だから」ではなく、その人を見て仕事をすべきという考えが、もっと広まるといいですね。
[文・構成/grape編集部]