カメに「触らないで」の貼り紙 オチに「その手があったか」「よすぎ」
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三重県南牟婁郡(みなみむろぐん)紀宝町にある、ウミガメの保護施設が併設された『道の駅 紀宝町ウミガメ公園』。
2024年2月29日、同館のX(Twitter)アカウント(@umigamekouen)は、施設内で暮らす生き物の近況を報告しました。
散歩中のゾウガメがとった行動
同施設が公開したのは、散歩を楽しむゾウガメの姿でした。
人間と同じように、ゾウガメもいろんな場所へと出かけるのが大好き!そこで施設では、ゾウガメのために散歩の時間を作っているといいます。
安全が確保された場所で、マイペースに散歩タイムを満喫するゾウガメ。穏やかなひと時を守るため、スタッフはこんな貼り紙を用意しました。
ゾウガメが散歩をしていたら、あまりのかわいさに、なでたくなってしまうもの。
しかし、そのスキンシップが散歩の妨害になってしまう可能性もあるでしょう。そこで、スタッフは硬い甲羅にこうして貼り紙をつけることにしたのです。
人々に見守られながら、楽しいひと時を送り続けた結果、ゾウガメは…。
「でも、こっちからは触ってもいいんだもんねーっ!」
どうやら、「散歩中は触らないでね」という呼びかけをしっかりと守ってくれる人が多い模様。
その結果ゾウガメは、散歩中に人間が避けてくれることを『当たり前』と覚えてしまったようで、進路上に人間が立っていると、小さな脚で踏んづけてくるのだとか!
もしかすると、足を踏んでいる時のゾウガメは、いつもとは異なる展開に「あれ、なんでどいてくれないの?」と不思議に思っているのかもしれませんね!
もはや『ご褒美』といえる、かわいらしいゾウガメの行動に、近況報告を受けた多くの人が笑顔になりました!
・あまりにもよすぎる…。自分も踏まれたいです!
・「触らないで」って書いてあるのに、自分からは触ってくれるのが、かわいい…。
・なるほど、その手があったか…!これなら約束を守った上で触れられる!
『紀宝町ウミガメ公園』の来場者とスタッフが優しいからこそ変化が起こった、ゾウガメの行動。
今後もゾウガメは、たくさんの人々に笑顔で見守られながら、その小さな脚でいろいろな場所を探検するのでしょう!
[文・構成/grape編集部]