三杯酢（さんばいず）とは？基本の作り方やおすすめのレシピも紹介

さっぱりとご飯を食べたい時、酢を使った料理にするとさっぱり食べられますよね。酸味が苦手な人は、三杯酢にして摂取すると食べやすいようです。本記事では三杯酢の基本の作り方、おすすめのレシピについて紹介していきます。

三杯酢はどのようなもの？

三杯酢に必要な調味料は、酢、みりん、醤油の３つ。キッチンに常備されている調味料で簡単に作れますね。基本の割合や間違えやすい二杯酢との違いについて見ていきましょう。

基本の割合

三杯酢の割合は、酢、みりん、醤油を同じ量だけ混ぜ合わます。３つの調味料をスプーン１杯ずつ、合計３杯混ぜた点から三杯酢と呼ばれているようです。それぞれの調味料を大さじ１杯ずつ混ぜ合わせると作りやすいですね。

混ぜる前にみりんを耐熱容器に入れ、電子レンジ６００Wで１分加熱しておくと、アルコールを飛ばせます。アルコールが苦手な人や子供でも安心して使えますよ。多く作りすぎた場合は、冷蔵保存で５日ほど保存が可能です。

二杯酢との違い

二杯酢は酢と醤油、それぞれ同じ量を混ぜたもの。混ぜ合わせてから鍋で煮立たせ、冷ましたらできあがりです。１カップ（２００cc）ずつ混ぜ合わせて多めに作っておくのがおすすめですよ。

三杯酢との違いは、みりんが入らないこと。甘みが少ないぶんさっぱりとした味に仕上がります。酸味を効かせた和食のあえ物だけでなく、餃子や春巻きのタレ、魚介のマリネやハムサラダのような油っぽさや生臭さを抑えたい料理に向いているでしょう。

三杯酢の特徴

三杯酢にはどのような特徴があるのでしょうか。みりんで甘みを足すのがポイントになりそうですね。

甘みがあってまろやか

三杯酢の特徴は、みりんの甘みがあって、酢の酸味を抑えられる点。酢のツンとした鼻に付くにおいが苦手な人、酸味が苦手な子供にも使いやすい酢です。

どうしても酸味が苦手な場合の対処法は以下の通り。

和食にも洋食にも対応できる

三杯酢は、いろいろなおかずに対応できます。野菜や海藻類などのクセが少ない食材から、魚介類など幅広い食材に使えますね。油を加えるとアレンジもしやすくなります。代表的な料理は以下の通りです。

三杯酢を使ったアレンジレシピ

食材を扱うメーカーのウェブサイトから、三杯酢を使ったレシピを紹介します。気に入ったレシピがあったら、ぜひ作ってみてくださいね。

もずくの酢のもの

三杯酢の定番料理といえば、『もずくの酢のもの』。『ミツカン』のウェブサイトでは、三杯酢にめんつゆを入れて、食べやすい味に仕上げています。酸味が苦手な人でも食べやすいでしょう。

きゅうりの酢のもの

お酒のおつまみや、副菜が１品足りない時に手軽に作れる『きゅうりの酢のもの』。『味の素パーク』のレシピでは、みりんの代わりに砂糖が入ります。コンロや電子レンジで加熱し、煮切る必要がありません。

紅白なます

『キッコーマン』のウェブサイトでは、ダイコンとニンジンを使った『紅白なます』の作り方が紹介されています。うすくち醤油を使うと、きれいな色を保ちながら、味に深みが出ますね。紅白なますはおせち料理にもなり、いろいろな場に活用できます。

簡単！レンジで！基本の春雨サラダ

中華風サラダというと、春雨を使ったサラダが多いようです。

『ミツカン』のウェブサイトで紹介されているサラダは、春雨を戻さずボウル１つで電子レンジ加熱ができるため、手軽に作れます。冷ましている間に三杯酢の味がしみ込むので、早めに作っておくのがおすすめですよ。

三杯酢でさっぱりとした料理を作ろう

三杯酢は甘みを加えた合わせ酢で、酸味が苦手な人も食べやすいさっぱりとした味わいです。暑い夏の副菜や、お酒のおつまみ、少しおかずを足したい時の箸休めにもふさわしいですね。簡単にできるアレンジレシピもあるため、試しに作ってみるのをおすすめします。

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[文・構成／grape編集部]