手軽で栄養満点なとん平焼きを作ってみよう！基本～アレンジまで紹介

関西地方ではおなじみの料理で、見た目はお好み焼きにそっくりな『とん平焼き』をご存じでしょうか。

とん平焼きは、手軽ながら具材を工夫すると栄養満点にできて、アレンジも楽しめる懐の深い料理です。本記事では、基本のとん平焼きの作り方からアレンジレシピまで紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

とん平焼きとは

とん平焼きは、豚肉やキャベツなどの具材を炒めた上に、薄焼き卵をのせる鉄板焼きの料理。具材を薄焼き卵で包んだらソースやマヨネーズ、鰹節、青のりをトッピングして完成です。関西地方のお好み焼き店や大衆酒場などのメニューに多くあるようですね。

とん平焼きのレシピ

とん平焼きは自宅でも作れます。オタフクソース株式会社のウェブサイトから基本の『とん平焼き』のレシピを見てみましょう。

『とん平焼き』

『野菜しっかりとん平焼き　豚みそソース』

こちらは味の素株式会社のウェブサイトで紹介されている、『野菜しっかりとん平焼き　豚みそソース』のレシピです。

とん平焼きを上手に作るコツ

本章では、初めてでもおいしいとん平焼きを作るコツを『卵』と『具材』に分けて紹介します。

卵のコツ

卵のふんわりとした食感を残すためには、白身と黄身は混ぜすぎないようにしましょう。白身が所どころ残っているほうが、空気を含む穴ができ、ふんわりとした食感が出やすいです。

薄焼き卵が破れてしまう場合には、水溶き片栗粉を少々加えてみてください。片栗粉のデンプン質の働きによって破れにくくなります。薄焼き卵で具材を包むのが難しい場合は、包まずにのせるだけでもよいでしょう。

具材のコツ

具材は食感を出すために、大きめに切り、炒めすぎないようにしましょう。ソースやマヨネーズなどのタレをかけるため、具材の味付けは薄くしておくのがおすすめです。

とん平焼きアレンジ具材

とん平焼きは、どの具材を入れても相性がよい料理です。下記の具材を参考に、お気に入りのとん平焼きを見つけてください。いくつか組み合わせてみるのもよいでしょう。

もやし

シャキシャキとした食感が魅力のもやしは、いつでも安価で手に入れやすくカロリーも低いのでおすすめです。節約やダイエットにもぴったりですね。もやしは、炒めすぎないように注意しましょう。

チーズ

ピザ用の溶けるチーズを具材と薄焼き卵の間に入れると、とろりと溶けたチーズを楽しめます。

お餅

お餅を入れる時は１cm角に切るか、薄く切ったものを使いましょう。もっちりとした、ボリュームと食べ応えのあるとん平焼きになりますよ。

納豆

納豆のねばねばした食感と風味がおいしく、栄養たっぷり。付属のタレやからしを入れるとうまみがアップします。

キムチ

基本のとん平焼きに刻んだキムチを加えると、キムチの辛味がジューシーな豚肉やキャベツに絡み、お酒やビールのおつまみにぴったりな一品になります。

ツナコーン

子供に人気があるツナ水煮缶とコーンの缶詰を入れると、おやつに喜ばれるとん平焼きに。キャベツをバターで炒めてもおいしくできます。缶詰なので、手軽に作れますね。

明太子

ピリッと辛い明太子は具材と混ぜても、ほぐしてトッピングしても相性抜群。おつまみに合いそうですね。

海鮮

えびやいか、ほたてやあさりなどの海鮮を入れると、プリプリした食感が楽しめる、風味豊かで豪華なとん平焼きになりますよ。シーフードミックスや乾燥の桜えびを使えば、手軽に海鮮とん平焼きが作れます。

とん平焼きのソースアレンジ

とん平焼きのアレンジは具材だけでなく、仕上げにかけるソースでも簡単にできるので、気軽に試してみてください。

焼き肉のタレ

具材を炒める時に少し加えたり、最後に薄焼き卵の上からかけたりするのもおすすめです。お好みでにんにくチューブを入れてもよいでしょう。

ケチャップ

見た目はオムライスやオムレツのようになりますが、とん平焼きにケチャップをかけるのも、手軽にいつもと違う味を楽しめます。

オーロラソース

サラダやフライにかけるオーロラソースも、とん平焼きにかけると少しおしゃれで洋風なとん平焼きに。オーロラソースは、マヨネーズとケチャップを同量混ぜ合わせて作ります。お好みでレモン汁や砂糖を加えても風味が変わり楽しめますよ。

ポン酢

いつものこってり味のとん平焼きもおいしい味付けですが、タレをポン酢に変えるとさっぱり味のとん平焼きになります。時間があれば大根おろしを添えるのもおすすめです。

とん平焼きをアレンジしてワクワクする一品に

基本の作り方をマスターすれば、アレンジは自由自在。自分のお気に入りのアレンジを見つけるのもよし、毎回違う具材にすれば、薄焼き卵の中に何が入っているかワクワクする一品にもなります。

とん平焼きは手軽に作れるので、いつもの献立に加えて、休日のおやつやランチにいただくのもよいでしょう。

フライパンでそのまま出したり、ホットプレートで作ったりすると豪華に見え、盛り上がりますね。ぜひ本記事を参考に、とん平焼き作りに挑戦してみてください。

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[文・構成／grape編集部]