忘れ物で数十億円の損害!? うまく行かない今季を象徴するマンUの最終節は?
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- 出典
- @MCFC
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現地時間の5月15日に行われる予定だったプレミアリーグ最終戦、マンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)VSボーンマス戦が、スタンドで発見された不審物によって延期となりました。
イギリスのデイリー・ミラー紙によると92-93シーズンから始まったプレミアリーグが警備上の理由で延期になったのは今回が初めて。同17日には代替試合が行われますが、得失点差の関係上、例えマンUが勝利しても、来期のチャンピオンズリーグ(CL)出場が絶望的となりました。
ツイートされている通り、数字上は19点差で勝利すれば、プレミアリーグでの4位が確定し、来シーズンのCLに予備予選から出場できますが、現実的には不可能な数字です。
CLに出場することの意味
CL出場することはビッグクラブにとって非常に大きな意味を持っています。
出場するだけで億単位の賞金が得られ、勝ち進むごとに賞金の額も上がっていき、優勝すれば数百億円単位の賞金を獲得することが可能。
この賞金獲得を前提に予算を組んでいるヨーロッパのビッグクラブにとっては、CLに出場できないことはクラブの経営悪化に直結し得る重要なことなのです。
また、CLに出場することは財政面のみならず、選手獲得においても重要なポイントとなります。ワールドクラスのプレイヤーはCLに出場することを望む傾向にあるため、現在噂されているイブラヒモビッチなどがCL出場を逃したマンUに移籍するか否かは不透明な部分も。
各チーム、国内リーグでの優勝を目指すことはもちろんですが、「最低でも来シーズンのCL出場権を獲得すること」が目標にされるほど影響力の大きな大会なのです。
不審物は訓練用の模倣品!
こんなマンUにとって迷惑でしかないリーグ戦の延期ですが、原因となった不審物が実は忘れ物だったことが判明し、大きな問題となっています。
延期の直接の原因となったのは、試合開始直前にスタンドのトイレで見つかった不審物。通報を受けた警察の爆弾処理班がすぐに出動し、この不審物を「爆破装置のような物」と判断します。
警察から助言を受けたマンUサイドは、観客の安全を最優先し、試合の延期を決定。しかし、捜査の結果、この不審物は民間会社が試合前にスタジアムで行った爆発物探知犬の訓練に使用したもので、訓練後に置き忘れた物であることが判明したのです。
写真はイメージです
もちろん、試合そのものが中止になったワケではないので、不公平はありませんが、同日開催であれば現在4位のマンチェスター・シティ(以下、シティ)にプレッシャーをかけることもできたため、マンUファンとしては何となく消化不良に陥っているようです。
また、同じ都市を本拠地とし、CL出場をかけた直接のライバルであるシティからは、こんな挑発的なツイートが。
そんな試合結果になるはずがないと思いながらの皮肉たっぷりなツイートです。日本ではなかなか見られない挑発的な投稿ですが、ヨーロッパではちょっとしたジョークぐらいの感覚なようですね。
現地時間の5月17日夜に行われるマンUのプレミアリーグ最終戦は果たしてどのような結果に終わるのでしょうか。