驚異のサバイバル力? 北海道の不明男児を自衛隊員が発見・保護
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2016年5月28日から行方不明になっていた北海道北斗市に住む小学2年の田野岡大和くんを、6月3日の朝、自衛隊員が発見。無事に保護しました。
大和くんが発見されたのは渡島管内鹿部町本別、陸上自衛隊駒ケ岳演習場内の廠舎(しょうしゃ)と呼ばれる建物の中。一般に廠舎とは、屋根だけで壁のない建物のことを言いますが、演習場内の廠舎には壁もあったと見られています。
出典:陸上自衛隊 第1特科団 ※写真は演習場イメージです
自衛隊員によると、訓練のために陸上自衛隊駒ケ岳演習場を訪れた隊員がカギを開け、2つある廠舎のうちの1つに入ったところ、少年を発見。
大和(やまと)くんかい?
自衛隊員からこう声をかけられると、少年は「そうです」とハッキリとした口調で答えたと言います。
大和くんはドクターヘリで市立函館病院に緊急搬送されました。
北に約5kmの演習場内で発見
5月28日、田野岡大和くんは「しつけ」のために北海道七尾町の林道に置き去りにされ、両親が5分ほど目を離した隙に行方が分からなくなってしました。
警察や消防などの必死の捜索にも関わらず、大和くんは発見されず、捜索5日目となる6月1日からは陸上自衛隊も捜索に加わり、行方を捜していました。
※写真はイメージです
無事に大和くんが発見、保護されたとの一報に安堵の声が広がっています。
水を飲みマットレスで暖をとる
発見時、大和くんは行方不明になった時と同じ服装でした。また、食べ物は持っておらず、行方が分からなくなってからは水を飲んで空腹をしのいでいたと話しているようです。
寒さは、廠舎の中にあったマットレスでしのいでいたとのこと。自衛隊員によると、発見時、大和くんは次のような状態だったと言います。
「自衛隊員が尋ねるとお腹が空いているとのことだったので、隊員が持っていたおにぎりかパンを渡して食べさせた。また、水も飲んだという。憔悴した様子や大きなケガも見当たらず、元気そうに見えた」
※写真はイメージです
偶然からとは言え、自衛隊員に発見されたというニュース。熊本地震でも復興支援に活躍した自衛隊員は、またもお手柄、といったところでしょうか。安否が気遣われていた少年が無事に保護されて、多くの人々が胸をなでおろしたことでしょう。
大和くんのサバイバル力はすごい?
5日間、飢えや寒さをしのいでいた大和くんのサバイバル力に驚きの声も上がっていました。
なんともタフな男の子。とはいえ、まだ7歳です。
日本中の人々の注目を集めたニュースでした。無事保護された大和くんが、一日も早く普段通りの穏やかな暮らしに戻れるますように。