パイナップルの選び方は色だけじゃない!甘い品種と酸っぱい時の対処法もご紹介
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パイナップルは、購入後に食べ頃を迎える『追熟』をしない果実といわれています。そのため、購入時の見分けが非常に重要です。
見分け方といっても「見た目が青っぽいパイナップルを避けるだけ」などということではありません。
実はパイナップルの選び方の基準は、色以外にもポイントがあるのです。
そこで本記事では、甘いパイナップルの選び方を解説します。さらに、甘いパイナップルといわれる品種や、酸っぱい時の対処法もまとめました。
パイナップルを選ぶ際に迷ってしまう人は、ぜひ参考にしてください。
甘いパイナップルの選び方と見分け方
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パイナップルは、見た目や香りなどで成熟度合いを見分けられるといわれています。
見た目が青っぽく硬いものは、食べ頃ではないかもしれません。食べ頃に熟したパイナップルを見分けるには、以下のポイントを押さえる必要があります。
ここでは、4つのポイントに分けて、甘いパイナップルの選び方と見分け方をまとめました。
形
パイナップルは全体に丸みがあり、お尻の部分がふくれている『下ぶくれ形』がよいといわれています。
これは、パイナップルが下のほうから熟していくといわれているためです。下までしっかりふくらんでいる果実は、全体がよく熟して甘みが強いとされています。
例えば『スナックパイン』と呼ばれる品種は下ぶくれ形をしており、糖度が高いとされているようです。
葉の色
パイナップルを選ぶ際は、葉が濃い緑色のものを選びましょう。
葉の色が濃いパイナップルは、太陽の光をたくさん浴びており、新鮮な状態であることを示します。対して、葉先が茶色く枯れているものは避けましょう。
また、パイナップルの葉を軽く引っ張って抜けそうなくらいになっていれば、完熟しているといわれています。ただし、葉を無理に引き抜こうとはせず、軽く力を入れて引っ張って確認してみてください。
香り
完熟したパイナップルは、甘い香りがするといわれています。鼻に近付けて甘い香りがすれば、熟しているといえるでしょう。
香りが弱い、もしくはしない場合は、熟しておらず甘みが足りない状態なのだとか。対して、酸っぱい香りがしている場合は、熟しすぎのサインともいわれています。
発酵したような香りやお酒の香りがする場合には、発酵が進み傷んでいる可能性があるようです。そのようなパイナップルは避けて、甘い香りのするものを選びましょう。
重み
パイナップルを手に取った時にずっしりとした重さを感じたら、しっかりと実が詰まっている可能性が高いと考えられています。
同じくらいの大きさのものをいくつか持ち比べて、一番重く感じるものを選ぶと失敗が少ないかもしれません。
パイナップルは、果汁をたくさん含むことで重くなるといわれています。そのため店頭で一番重いものを選べば、果汁たっぷりの甘くておいしいパイナップルが期待できるでしょう。
甘い品種のパイナップルを選ぶ
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パイナップルにはさまざまな品種がありますが、下記は特に甘いといわれる品種の一例です。
これらの品種はスーパーで手に入るものもあれば、希少価値が高く手に入れにくいものもあります。
もし身近なスーパーや青果店などでパイナップルを見かけたら、こちらを参考にして選んでみるとよいかもしれません。ここでは、各品種の特徴をまとめました。
スナックパイン(ボゴールパイン)
ボゴールパインとも呼ばれるスナックパインは、原産地は台湾で、国内では沖縄で栽培されている品種です。その名の通り、スナックのように手で簡単にちぎって食べられます。
スナックパインは糖度が18度前後と甘みが強く、芳醇な香りがするほか、酸味がマイルドで食べやすいことが特徴です。芯まで柔らかく、捨てずに食べられるのも嬉しいポイントといえるでしょう。
スナックパインは、スーパーなどで比較的購入しやすい品種のようです。
ゴールドバレル
ゴールドバレルは、果肉が黄金色で樽のような形をしていることから、その名が付けられたといわれています。
サイズが大きいものの糖度は16度以上と、酸味とのバランスがよく、えぐみが少ない品種のようです。
ただし、栽培方法が難しく量産できない、希少価値の高いパイナップルであるため、スーパーで見かけることはあまりないかもしれません。
ゴールドバレルを食べたい人は、専門店のオンラインショップなどで探すとよいでしょう。
サンドルチェ
サンドルチェは、2017年に品種登録されたパイナップルです。平均糖度は19度以上といわれています。
酸味が低く甘みが強いことが特徴であり、高級な品種として知られているようです。芳醇な香りがするため、甘みだけでなくフルーティーな香りも楽しめるでしょう。
サンドルチェは品種登録されてからあまり期間が経過していないこともあり、市場に出回る数が少ないようです。
スウィーティオ
スウィーティオは、バナナで有名なドール社が日本人の味覚に合わせて品種改良したパイナップルなのだそう。
その品質は世界でも認められており、国際味覚審査機構による審査で優秀味覚賞を獲得したほどの実力派といえるでしょう。国際味覚審査機構とは、ブリュッセルに拠点を置いている独立機関です。
一流シェフやソムリエの審査員によって食品や飲料品の味を評価したうえで、高い評価を付けた食品や飲料品に『優秀味覚賞』を授与しています。
スウィーティオは糖度17度前後で、酸味が少なく豊かな甘い味と香りが楽しめる品種なのだとか。スーパーなどでも販売されていますが、店舗によっては置いていない可能性もあります。
確実に入手したい場合は、オンラインショップやネットスーパーなどで探すとよいでしょう。
パイナップルの産地による違い
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日本で入手しやすいパイナップルには、沖縄産や台湾産、フィリピン産があります。甘さに関しては品種の違いだけでなく、産地や熟成度なども影響しているようです。
そこで、この章では産地による違いを解説します。パイナップル選びに迷ったら、産地による特徴で決めてもよいかもしれません。
沖縄産
国内産パイナップルのほとんどは、沖縄県で栽培されているといわれています。
パイナップルは気温が高く水はけのよい土地を好むため、沖縄県の環境が栽培に適しているようです。
沖縄産のパイナップルには下記のような品種があります。
輸入したパイナップルとの違いは、熟成度にあるようです。沖縄産のパイナップルは完熟させてから収穫するため、輸入品に比べると糖度が高いといわれています。
台湾産
台湾産のパイナップルは、樹上で完熟させることで甘く仕上げており、フィリピン産よりも甘いことが特徴なのだそう。
台湾産のパイナップルでは『金鑚(きんさん)パイン』という品種が一般的なようです。
金鑚パインの特徴としては、『繊維質が少なくスジっぽくない』『芯まで食べられる』『酸味が少ない』などが挙げられます。繊維質が少ないため柔らかく、芯まで食べられることから、皮以外捨てる場所がないことも特徴の1つだといえるでしょう。
フィリピン産
フィリピン産のパイナップルは、日本に輸入されるパイナップルのうち約9割を占めているといわれています。そのため、スーパーで見かけるパイナップルはフィリピン産であることも多いでしょう。
フィリピン産のパイナップルには、下記のような品種があります。
フィリピン産のパイナップルを沖縄産および台湾産と比べた場合、熟成度が低いようです。
これは日本に到着するまでの距離が長いことが理由であり、運搬に時間がかかるため、完熟前に収穫されるからだといわれています。
パイナップルが酸っぱい時の対処法
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ネットストアで注文したものだったりいただき物だったりする場合、パイナップルが酸っぱいこともあるでしょう。
そこで、パイナップルが酸っぱい時の対処法を2つご紹介します。
パイナップルの頭に近い部分に酸味を感じたり、カットする前に熟していないと感じたりした場合には1つ目の方法を試してみましょう。すべてカットしてしまった場合は、2つ目の方法がおすすめです。
逆さまにして酸味を和らげる
パイナップルは、お尻の部分に甘みが溜まるといわれています。逆に、頭のところは甘みが薄くなりやすい部分なのだそう。
パイナップルから甘い香りがしない場合、あるいはパイナップルの頭の部分を少し食べて酸っぱく感じた場合には、逆さにして保存しましょう。
逆さにすることで、お尻に溜まった甘みがパイナップルの酸味を和らげるといわれています。
ただしこの方法については、『科学的な根拠はない』ようです。パイナップルの酸味が気になった場合は、対処法の1つとして試してみるとよいでしょう。
加熱して酸味を和らげる
パイナップルをすべてカットしてから酸っぱいことに気が付いた時は、電子レンジでの加熱がおすすめです。500Wで数十秒~1分ほどを目安に、様子を見ながら温めてみましょう。
加熱によって糖度が増えるわけではありませんが、酸味が和らぐことにより、甘みを感じられるようになるほか、柔らかくもなるようです。
また、ヨーグルトやハチミツをかけたり、加熱して酢豚などの料理に使ったりすると、酸味が和らぎおいしく食べられるでしょう。
パイナップルの選び方を知り食べ頃を見極めよう
パイナップルは追熟しない果実であるため、購入前の確認が重要になります。
形と葉の色、香り、重みを確認して、甘いと期待できるパイナップルを選びましょう。ネットストアで注文する場合は、品種についても調べるのがおすすめです。
平均糖度や口コミもチェックして、おいしいパイナップルをゲットしましょう。なお、パイナップルの食べ頃が知りたい人は下記の記事もご覧ください。
パイナップルの食べ頃はいつ?色、香り、見た目などで確認しよう
[文・構成/grape編集部]