「なぜこんなに温かいんだろう」 大人になっても『子供扱い』する親の愛に、胸がジーン
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「焼き加減が違うかも」「見分けがつかない」 パンに紛れ込んでいたものに8万いいね皿に並べた小さなパンの中に紛れていたのは、生後6か月の赤ちゃんの手!フワフワでパンそっくりな手に、8万件超の「かわいすぎる!」が集まりました。

「多分、5歳と勘違いしてる」 実家の光景に「父親が用意してるの想像したら、かわいい」2025年9月現在、Xでは「親や親戚がいつまでも子供扱いしてくる」というエピソードを投稿することが、ブームになっています。同月、声優の𠮷田早南(@sarnaaan23)さんも、自身が親から「子供扱いされた」エピソードを公開し、注目を集めました。
親にとって我が子は、何歳になっても『かわいい子供』です。
2025年9月、Xでは両親や親戚などから、大人になった現在も、子供の頃と変わらない愛を受けているというエピソードが多数投稿され、盛り上がっています。
ハートフルな体験談は、多くの人の心を和ませ、それぞれの『大事な人』との思い出を呼び起こしているようです。
例えば、こんな声が上がっていました。
・80代の祖母が、50代の母親に「完食してえらいわねぇ」といっていて、愛を感じた。
・幼い頃に好きだったキャラクターのグッズを、祖母が未だに渡そうとしてくる。「私もうアラサーなんだよ!」って笑った。
・母親と買い物に行った時に「お菓子コーナーを見てくる?」って聞かれたのが面白かった。
・おじいちゃんが買ってきたパンが『子供が喜びそうなパン』だった。まだ3歳だと思われているのかも…。
もしかしたら、あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか。
筆者もネットの投稿を見ながら、身近な『大人』たちの言葉や行動を思い出していました。
grape社員の中にも「同じような経験がある」という人が多数。体験談をまとめたので、読んで温かい気持ちになっていきませんか。
「何歳だと思っているの!」 思わず和む『子供扱い』エピソード
筆者は、思わず和んだ『子供扱いエピソード』について、grape社員に聞いて回りました。
それぞれの両親や親戚との思い出に、心が和みますよ。
幼い頃に『ウルトラマン』が好きだったんです。未だに母親が、街中で『ウルトラマン』のポスターやグッズを見かけると反応して「ほら、あんたの好きなウルトラマンやで」「懐かしいなあ」などといいます。「よく覚えとるなあ」と感心。愛を感じます。
クリスマスに叔父が、お菓子がぎっしり詰まったブーツを満面の笑みで届けてくれました。「おじさん、あなたの姪はもう社会人なんです…」と思いながら、ありがたくおいしくいただいたし、ブーツは履こうとしました。
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徒歩2分の祖父の家から帰る時、いつも「転ばないように」といわれていました。
転ぶような道ではないのですが、家が2階なので階段だったり、坂道だったりで転ばないようにと案じてくれたんだろうと思うと、いつまでも幼いままの孫で止まっているんだろうなと思います。
自分でも覚えていないような『かつての好物』を「これ好きやろ!」と両親が大量に作ってくれることがあります。もうそんなに食べられません…。
幼い時にキュウリが入ったポテトサラダが苦手だったので、未だに祖母が私のぶんだけキュウリを抜いて出してくれます。
おそらく小学生高学年くらいには「食べられるよ」と伝えたのですが、それでもキュウリ抜きを用意してくれるので、祖母の味としておいしくいただいています(笑)。
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大人になって、もうサンタの正体も分かっているのに、実家にいる間、クリスマスの朝には枕元にプレゼントが置かれてました。中身はさすがにハンドクリームとかそういう系ですが。
子供の頃、姉と一緒にサンタさんをめちゃくちゃ信じていたこともあり、母親はいつまでも娘たちのサンタでいてくれているんだなあと心が温かくなりました。実家を出てから会う頻度が減ってしまったので、たくさん親孝行したいです!
自分の母親は、毎回実家に帰ると『ピーマンの肉詰め』をマストで作ってくれます。小学生の頃に、自分が大喜びしたことで、未だに大好物だと思っているようです。
実際、今も好きなので嬉しいのですが『一番の好物がピーマンの肉詰め』という考えが変わっていないところは、我が親ながらほほ笑ましいなと思います。
両親の優しさに、大人になってグッとくる…筆者の体験談
筆者は幼い頃、ダンボールなどの箱に入るのが好きで、サンタクロースに「自分が入れるほど大きい宝箱が欲しい」とお願いしたこともありました。
その思い出が母親にとっては鮮烈だったようで、未だにちょうどいい『箱』を見つけると「入る?入りたいよね?」と冗談交じりに聞いてきます。
聞かれるたびに「もう入れないよ」と笑ってしまうのです。
箱に入りたかった頃の筆者
また、大人になった現在でも父親と食事をすると、私の皿におかずやつまみを無言でのせてきます。幼い頃からずっとそうで、未だに「たくさん食べな」と思っているのかもしれません。
母親も同じで、いつも量が多いほうを譲ってくれるなど、さり気ない優しさから愛情を感じています。
保護者にとっての「この子は大切な宝物」という想いは、どんなに月日が経っても変わらないものなのでしょう。
「もう子供じゃないんだよ」とツッコミを入れたくなると同時に、幼い頃には気づけなかった『愛情』に気づく瞬間でもあるかもしれません。
体験談を読んで、大切な人の顔が思い浮かんだ人もいるはず。
あなたのことを何よりも大事に思っている『その人』に、改めて感謝を伝えてみてはいかがですか。
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[文・構成・取材/grape編集部]