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秋から始める大掃除! 洗濯機で簡単にできる清潔リセット【カーテンの洗い方】

By - grape編集部  公開:  更新:

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カーテンをつけ置き洗いする写真(撮影:平島利恵)

撮影:Heulie

洗濯研究家の平島利恵です。

朝晩が少し涼しくなってくる秋、そろそろ大掃除の準備を始めませんか。

大掃除は年末にまとめてやると大変ですが、秋から少しずつ始めればラクにキレイが続きます。

まずおすすめなのが、洗濯機で簡単にできるカーテンの洗濯

一見きれいに見えても、カーテンにはホコリ、花粉、手垢、生活臭など、目に見えない汚れが蓄積しています。

汚れたカーテンの写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

カーテンのケア、消臭スプレーだけでは不十分

カーテンの洗濯の代わりに、消臭スプレーをかけていませんか。

スプレーは一時的に臭いを抑えられますが、汚れ自体を取り除くことはできません。

汗をかいた身体にデオドラントを吹きかけるのと同じで、きれいになった気がするだけ。

放っておくと、汚れが酸化して黄ばみや臭いの原因になり、さらに不衛生な状態になってしまいます。

洗濯機で丸洗いするのが、簡単で確実なお手入れ法です。

カーテン越しの女性の写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

洗えるカーテンの見分け方

家のカーテンが洗えるかどうかは、まず洗濯表示をチェック。『水洗い可』のマークがあれば自宅で洗えます。

カーテンの洗濯表示タグの写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

一般的なポリエステル素材のカーテンは、ほとんどが洗濯機OK。

桶マークに『×』が書いてある『水洗い不可』のものはクリーニング店に持って行きましょう。

買い替えの際には、洗濯機での洗濯や手洗いが可能なウォッシャブルタイプの生地を選ぶほうが手軽に清潔に保てます。

カーテンの洗い方【3ステップ】

1.カーテンを畳んでネットに入れる

カーテンを洗う写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

カーテンを蛇腹状にたたみ、ネットに入れて形を整えます。

シミや汚れ、手垢が気になる部分には、中性洗剤を直接塗布して軽くもみ洗いしておきましょう。

2.洗濯機のデリケートコースでやさしく洗う

カーテンを洗う写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

カーテンは単体で、デリケートコースで洗います。

仕上げに柔軟剤を少量入れると、ホコリや花粉の吸着を抑制し、仕上がりもしなやかに。香りが苦手な人は、無香料の柔軟剤がおすすめです。

3.洗ったらすぐに干す

カーテンを干している写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

脱水後はすぐに取り出し、レールにかけたまま自然乾燥させればOK。

厚手で重いものは物干し竿で干し、レールの傷みを防ぎましょう。

カーテンの頑固な汚れは『つけ置き洗い』でリセット

カーテンをつけ置き洗いする写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

長期間洗っていないカーテンや、黄ばみ・生活臭が気になるものは、つけ置き洗いをしましょう。

40℃前後のぬるま湯にアルカリ性粉末洗剤を溶かし、1~2時間ほど浸けてから洗濯機へ。アルカリ性の洗剤は油汚れや皮脂汚れに強いので、長年の蓄積汚れが気になる場合におすすめです。

実際、スタッフが10年ぶりにカーテンを洗うと、下の写真の通り、茶色い汚水が…!

つけ置き後は蓄積した臭いや汚れがスッキリ落ち、部屋が明るくなったように感じられますよ。

カーテンをつけ置き洗いする写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

カーテンを洗っている間に窓まわりも掃除

洗濯中に、カーテンレールやサッシのホコリを拭き取っておきましょう。汚れたままだと、せっかく洗ったカーテンがすぐに汚れてしまいます。

掃除機でホコリを吸い取り、湿らせた布で拭いた後、乾拭きで仕上げれば完璧です。

カーテンを洗う目安とお手入れのコツ

カーテンは重さやサイズがあり、頻繁に洗うのはなかなか大変です。洗う頻度は以下を参考にしてくださいね。

・厚手カーテン:年に1回

・レースカーテン:年に2~3回

ただし、上記はあくまで目安なので、花粉シーズン後や結露によるカビが気になったら早めに洗濯しましょう!

カーテンを洗うだけで、部屋の明るさや空気の気持ちよさが変わります。

秋のうちに『清潔リセット』をして、年末の大掃除を楽にしませんか。

カーテンと花瓶の花の写真(撮影:平島利恵)

撮影:Heulie

平島さんの顔写真

記事執筆 平島利恵

洗濯研究家であり、株式会社Heulie(ユーリエ)の代表取締役。フルタイムで働く4児のママ社長。
洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。
自社ブランドの人気の洗濯洗剤「Rinenna(リネンナ)」は、つけ置き洗いで驚くほど汚れが落ちると、好評を得ている。
Webマガジン『暮らしの道具店』で、洗濯についてのコラム監修
Rinenna公式ページにて洗濯コラムを執筆
https://rinenna.jp/
YouTubeInstagram


[文・構成/平島利恵]

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