液体とパウダー、どっちを選ぶべき? 花王の助言に「知らなかった」
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洗濯用洗剤は、液体洗剤とパウダー洗剤の2つがあります。
どちらも同じ洗濯用洗剤ですが、液状と粉末であること以外に、どのような違いがあるのでしょうか。
例えば、「○○の場合は液体がいい」「○○ならパウダー洗剤」のように、使い分けのポイントはあるのかも気になりますね。
花王株式会社(以下、花王)協力のもと、紹介します。
液体洗剤とパウダー洗剤の違いとは
花王によると、液体洗剤とパウダー洗剤はこのような違いがあるそうです。
当社の洗剤においては、『洗濯水の液性が異なる』という点が、液体洗剤とパウダー洗剤の大きな違いとして挙げられます。
当社の多くの液体洗剤は中性、パウダー洗剤は弱アルカリ性の洗濯水になります。
製品そのものが弱アルカリ性という液体洗剤であっても、水で薄められ、洗濯物の汚れが出ることで、次第に弱アルカリ性から中性へと変化するのだそうです。
では、洗濯水が中性であることと、弱アルカリ性であることにどのような差が生まれるのでしょうか。
同じく、花王はこのように解説しています。
性質の違いは洗浄力の違いにつながります。洗濯水が弱アルカリ性だと、特に皮脂汚れに対する洗浄力が大きく向上します。
皮脂汚れに多く含まれる脂肪酸は、弱アルカリ性の洗濯水と中和反応を起こし、界面活性剤に変化します。
洗浄を助ける成分へと変わるため、より効果的に汚れを落とすことができます。
しかし、ウールや絹といったデリケートな繊維を含んだ衣類は、弱アルカリ性の洗濯水で洗うと傷みやすくなります。
一方、中性の洗濯水は衣類への負担が少ないため、デリケートな洗濯物に適しています。
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皮脂汚れが多い洗濯物にはパウダー洗剤を!
では、パウダー洗剤と液体洗剤は、どのようにして使い分けるといいのでしょうか。
花王では、それぞれの使い方として、このようにアドバイスしています。
パウダー洗剤は皮脂汚れに適しているので、運動盛りのお子さんの肌着や体操着、制服のシャツ、また定期的にスポーツを行って汗をかく機会が多い人の衣服などに向いていると思います。
液体洗剤は、食べこぼし汚れや、デリケートな繊維を含む衣類を洗う際に適していますが、汚れに直接洗剤を塗布する、いわゆる直塗りができるのもポイント。濃縮度が高い液体洗剤ほど高い効果が期待できるので、食べこぼし汚れをピンポイントで落としたい場合に役立ちます。
パウダー洗剤と液体洗剤をそれぞれをうまく使い分けて、効果的に洗濯物をきれいにしましょう!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]