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「靴下の毛玉を防ぎたい…」 グンゼが教える簡単なポイント【洗濯のコツ】

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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靴下の写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

気づいたら「靴下にたくさん毛玉ができていた…」ということはありませんか。

長い間着用している衣服にはどうしても毛玉ができがちですが、毛玉があると、見た目が悪くなってしまいますよね。

では、毛玉はなぜできるのでしょうか。また、どうすれば防ぐことができるのでしょうか。

そもそもなぜ毛玉ができるのか

インナーメーカーのグンゼ株式会社(以下、グンゼ)は自社のウェブサイトで「衣類に毛玉ができる原因は『着用や洗濯時の摩擦』『素材』の2つが挙げられる」と説明しています。

着用や洗濯による摩擦

繰り返しの着用による摩擦や洗濯時の摩擦は、毛玉を作る原因に…。

下の図のように、生地の表面が摩擦を受けると、繊維の先端が毛羽となります。それらが束を作り、絡み合って毛玉になってしまうのです。

毛玉になる原因の画像

画像提供:グンゼ株式会社

素材

素材によって、毛玉ができやすいもの・できにくいものがあるため注意しましょう。

・毛玉ができやすい素材

アクリル、ポリエステル、混紡素材。化学繊維の割合が多いほど注意が必要です。

・毛玉ができにくい素材

綿100%、シルク、麻などの天然素材。

※ウールやカシミヤなどの動物繊維は、毛玉ができてもすぐに繊維が切れて落ちるため、毛玉ができにくい素材です。

毛玉ができにくい素材もありますが、基本的には着用や洗濯による摩擦によって発生します。

最初は生地に毛羽立ち(けばだち)ができ、それが絡み合って毛玉になってしまうのです。

靴下は床や靴底に接して摩擦が生じるため、毛玉ができやすいアイテムだといえるでしょう。

毛玉の予防方法

では、毛玉ができないようにするには、どうすればいいのでしょうか。グンゼによると「洗濯方法の見直しがおすすめ」とのことです。

・裏返しにして洗濯する

裏返しにしてから洗濯することで、生地の表面に摩擦が発生しにくくなるため毛玉の予防になります。

・洗濯ネットに入れて洗濯する

洗濯ネットに入れて洗濯することで摩擦が軽減されるため、毛玉予防になります。ただし、ネットの中にたくさん詰め込みすぎると衣類同士がこすれるので、入れすぎには注意。洗い物のサイズに合ったネットを利用することも大切です。

・タオル系のものと別に洗濯する

タオルを洗濯すると細かな糸くずが発生し、ほかの衣類に付着して毛玉をつくる原因になることがあります。洗濯時はタオルとそのほかの衣類を分けてみてください。

・洗濯機の適正容量を守る

洗濯機の適正量を守ることも大切。衣類の量が増えれば増えるほど、衣類同士のこすれは起きやすく、毛玉が発生しやすくなります。適正量が分かりにくい場合は、洗濯槽の7割程度の量を意識するといいでしょう。

・洗濯機のドライコースで洗う

通常コースよりも、手洗いコース・おしゃれ着コースといったドライコースのほうが、洗濯槽の中で衣類が動くのを防止できます。衣類の動きが少なければ自ずと衣類同士のこすれも軽減するので、毛玉の予防につながります。

・毛玉ができにくい素材のアイテムを選ぶ

綿100%、シルク、麻など、毛玉ができにくい天然素材のアイテムを選ぶのも有効な対策です。

毛玉ができた服は見た目もよくありませんし、その後の処理も大変です。普段からグンゼおすすめの『毛玉ができにくい方法』を実践してみましょう。

※本記事は出典元企業の許諾を得た上で掲載しております。


[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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協力
グンゼ株式会社出典 気付いたらインナーや靴下が毛玉だらけに・・・毛玉の正しい取り方と予防法とは?

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