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捨てるのはもったいない? 専門店が教える!カボチャのタネのおいしい食べ方

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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カボチャの断面の写真

※写真はイメージ

秋になると特においしいカボチャですが、調理の際には真ん中にあるワタとタネを取り除くのが一般的です。

しかし、普通は取り除いて捨てるタネも実は工夫次第でおいしく食べることが可能。

本記事では、有限会社九南サービス(以下、九南サービス)による『カボチャのタネの食べ方』を紹介します。

九南サービスは、九州地方の自然食材をメインに取り扱う健康食品専門店『タマチャンショップ』を展開しています。

カボチャのタネを手軽においしく食べるには

九南サービスによると、カボチャのタネは殻ごと食べられる品種とそうでないものがあるそうです。

一般的に市場に出回っている西洋カボチャや日本カボチャのタネは、白くて厚い硬い殻に覆われているため、殻ごと食べるには適していません。

これらは、殻を剥いて中の仁(ペピタ)を食べるのが一般的です。

一方でペポカボチャと呼ばれる系統には、殻が非常に薄く、中にはほとんど殻がないように見える『ハルレス(殻なし)品種』が存在します。

これらの品種のタネは、緑色の仁がほぼ露出しているか、極めて薄い膜のような殻に覆われているため、加熱することでパリッと香ばしく、殻ごと違和感なく食べることができます。

品種によって『そのまま食べる』『殻を除いて食べる』といった食べ方が異なるため、あらかじめタネもおいしく食べられる品種なのかを確認しておきましょう。

カボチャの断面の写真

※写真はイメージ

では、カボチャのタネをおいしく食べるにはどのような処理をすればいいのでしょうか。

九南サービスでは、以下の方法を紹介しています。

1.タネを取り出す。

2.洗って果肉や繊維を取り除いて水気を拭く。

3.タネをキッチンペーパーやタオルの上に広げて十分に乾燥させる。

4.ローストする。

このうち、ローストする際は以下のように作ると、おいしく仕上がるといいます。

乾燥したタネに少量のオリーブオイルをまぶし、軽く塩を振ります。

オーブンを170℃に予熱し、天板にタネを均一に広げて約15~20分焼きます。途中でかき混ぜると、ムラなく香ばしく仕上がります。

ローストした後は、先述の通り、殻ごと食べるには適していない品種は殻を取り、殻ごと食べられる品種ならそのまま料理に活用しましょう。

九南サービスではカボチャのタネの食べ方について、『カボチャサラダに混ぜる』『グラノーラに加える』といった食べ方を挙げています。

そのまま塩などで味つけして、スナック感覚で楽しむこともできるので、いろいろな食べ方を試してみるのもいいですね。

パンプキンサラダの写真

※写真はイメージ

カボチャのタネはビタミンEなどの栄養素が豊富なスーパーフードですが、食べる際は消化不良やナッツアレルギーに注意する必要があります。

アレルギー体質の人や過去にナッツや種子類でアレルギー症状が出た人は食べないでください。

「カボチャのタネをいつも捨てていて、もったいない」と感じている人は、品種にもよりますが、しっかりとローストして食べてみてはいかがでしょうか。

また、九南サービスではすでにローストしたカボチャのタネも販売しているので、まず『カボチャのタネのおいしさ』を体験してみるのもいいかもしれませんね。

※本記事は出典元企業の引用許諾を得た上で掲載しております。


[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]

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