パプリカパウダーの代用品7選!代用時のポイントも紹介
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料理に彩りや風味を添えてくれるパプリカパウダー。スープや肉料理など幅広く活用されますが、いざ使おうとした時に手元になかったことはありませんか。
実は、身近な調味料やスパイスで代用できるかもしれません。
本記事では、パプリカパウダーの代用品7選を活用法とともにまとめました。
さらに、パプリカパウダーの代用品を使う際の気になる疑問もまとめているため、ぜひ日々の料理づくりに活用してください。
パプリカパウダーとは
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パプリカパウダーとは、パプリカを乾燥させて粉末にした香辛料で、鮮やかな赤色が特徴です。
特に、発祥の地と言われているハンガリー料理には欠かせない存在のようで、料理の仕上げや彩りを添える役割として広く活用されています。
ここでは、パプリカパウダーの味や香り、栄養素についてまとめました。
味や香り
パプリカパウダーは、見た目こそ鮮やかな赤色ですが、辛みはほとんどないようです。
ピーマンに似た風味を持ち、ほのかな甘みや苦みをあわせ持ちます。
香辛料の中でも穏やかな風味が特徴で、幅広い料理に使うことができ、彩りや風味づけに使われることが多いようです。
栄養や働き
パプリカパウダーに含まれる栄養素には、ビタミンB群や鉄分、カリウムなどがあるとされています。特に、ビタミンB群と鉄分を多く含んでいるようです。
鉄分は不足しやすいうえに吸収もしづらい栄養素のため、パプリカパウダーは鉄分補給として使われることもあるのだとか。
なお、生のパプリカに含まれるビタミンCは、パプリカパウダーにはほとんど含まれていないようです。
パプリカパウダーの代用品
パプリカパウダーの代わりには、次の食材や調味料があります。
チリパウダーやチリペッパーは風味づけとして、トマトパウダーやキムチの素、ケチャップ、ドライトマトなどは彩りを加える目的で代用されることがあるようです。
また、パプリカは風味と彩りの両方を兼ね備えた代用品として使われることが多いのだとか。次から代用品について詳しくご紹介しましょう。
チリパウダー
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チリパウダーは唐辛子をベースにしたブレンドスパイスで、クミンやオレガノ、ニンニクなどの複数のスパイスが加えられています。
色が赤いことから、見た目はパプリカパウダーと似ていますが、辛味が強いのが特徴です。
炒め物や煮込み料理との相性がよく、料理に風味やコクを加えてくれるでしょう。
チリペッパー
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チリペッパーは、チリパウダーに似たスパイスで、パプリカパウダーの代用になるようです。
原材料は唐辛子のみで、チリパウダーのようにブレンドされていません。辛味が強いため、スパイシーな料理や食材の臭み消し、風味づけに向いているのだとか。
甘みもないため大人向けの料理に適しており、使用の際は辛味に応じた量の調整が必要となるでしょう。
トマトパウダー
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トマトパウダーは、その名の通りトマトを乾燥させて粉末状にした香辛料です。パプリカパウダーと同じく、鮮やかな赤色をしており、料理の見た目を彩ることができます。
また、辛味がないため子供や辛味が苦手な人でも安心して使えるでしょう。ほんのりトマトの風味が感じられる香辛料です。
キムチの素
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キムチの素は比較的手に入りやすく、使いやすい調味料でしょう。辛味があり、赤い色をつけることができるため、料理の彩りとしても活用できます。
ただし、パプリカパウダーとは味わいや風味が変わるため、料理やレシピによって代用できるかを判断することがポイントです。
幅広い料理に使えるため、冷蔵庫にストックしておくのもよいでしょう。
ケチャップ
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ケチャップは、家庭に常備していることが多く、手軽に使える調味料の1つです。少量加えるだけで、料理の彩りが豊かになります。
ただし、味が濃くなるため入れすぎないよう注意が必要です。
パプリカパウダーの代用品にする場合は、量を加減して加えてください。
ドライトマト
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ドライトマトは、生のトマトを乾燥させた食材で、甘みや旨味が凝縮されているとされます。
辛味がないため、味の邪魔をせず鮮やかな赤色を加えられる点が特徴です。
また、フルーティーな風味が料理にプラスされるでしょう。
パプリカ
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パプリカを代用品にする方法もあります。パプリカパウダーの原材料はパプリカであるため、風味は似ているでしょう。
また、パプリカをカットして加えることで彩りをよくできます。パウダーと違い、食感を楽しめるのもパプリカを代用する魅力の1つです。
パプリカパウダーと代用品の疑問
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パプリカパウダーや代用品についての疑問についてご紹介します。
パプリカパウダーはどうやって保存するとよい?
パプリカパウダーの開封後は、直射日光を避け、冷暗所で保管するようにしましょう。その際、できるだけ密閉するのがポイントです。
また、未開封であれば約1~2年保存できると言われています。
商品のパッケージを確認し、正しい方法で保管することで、おいしさを長持ちさせられるでしょう。
パプリカパウダーの代用品はどうやって選べばよい?
パプリカパウダーの代用品は、料理の目的や用途に合わせて選ぶことが大切です。
料理の彩りを重視するのか、辛味や風味づけをしたいのかなど、目的に応じて使い分けることで、料理をおいしく仕上げられるでしょう。
パプリカパウダーの代用品は用途に合わせて選ぼう
パプリカパウダーは、身近な調味料や食材で代用できるようです。
ただし、選ぶ代用品によって風味や香り、味わいは変化します。そのため『彩りを加えたいのか』『風味や旨味をプラスしたいのか』といった目的に合わせて選ぶことが大切です。
料理の仕上がりを意識して代用品を使い分けることで、パプリカパウダーがなくてもおいしいひと皿に仕上げることができるでしょう。ぜひ、ご紹介した代用品を試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]