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ラー油の代用品の作り方7選! 簡単派・本格派も納得のレシピを紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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食べるラー油の写真

※写真はイメージ

「ラー油がなくて困っている」「ラー油を使って料理を作りたいけど、買いに行くのは面倒」という人もいるのではないでしょうか。

ラー油だけを買いに行くのは面倒なので、できるだけ家にあるもので代用したいと考える人も多いでしょう。ラー油は、実は唐辛子やごま油で代用できます。

ラー油の代用レシピや自家製の作り方を知って、買いに行くのが面倒な時や、本格的な中華料理を作りたい時に挑戦してみるのがおすすめです。

そこで本記事では『ラー油がない時に代用できるレシピ』について解説します。ラー油がない時にサクッと作れるレシピを紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

代用する時に知っておくべきラー油の3つの特徴

食べるラー油の写真

ラー油とは、唐辛子をベースに香辛料を加えたものを油で加熱して、油に辛みをつけた調味料のことです。

食欲増進や血行促進効果が期待できるといわれるカプサイシンが含まれており、古くから疲労回復のための調味料として使われてきたのだとか。

ラー油は唐辛子をベースにしているため、香辛料があれば簡単に代用できます。ラー油の特徴を知って、代用する時に生かしましょう。

市販のラー油はごま油や唐辛子が含まれている

ラー油の原材料は菜種油や唐辛子ですが、市販のものにはごま油が含まれていることが多いようです。

そのため、市販のラー油を代用したい時は、ごま油を使うと風味を近付けられます。ごま油に唐辛子を入れると、より近い味わいを作れるでしょう。

本場のラー油は菜種油を熱して、香辛料を入れて作ります。市販のラー油はごま油の香りが強く、本場のものは香辛料が強いのが特徴です。

本場と市販では味が異なるため、料理の使い道によってどちらを作るか決めてみてください。

基本的に油を熱して作る

ラー油は唐辛子をベースにほかの香辛料などを混ぜ合わせて、そこに熱した油を注いで作ります。

本場のラー油は菜種油を熱して作りますが、ごま油でも代用が可能です。菜種油には香りがほとんどないため、以下のような野菜を入れて香りを移します。

  • ネギ
  • 生姜
  • 花椒
  • 鷹の爪

ごま油を使って作る時は、香味付けの野菜を入れる必要はありません。ごま油を使うと菜種油よりも簡単に作れます。

ごま油を使うと市販のラー油には近付けられますが、本場のものとは味が異なるでしょう。

唐辛子や花椒で辛さを調節している

ラー油は、唐辛子や花椒を入れて辛さを調整しています。辛いラー油を作りたい時は唐辛子を細かくして、しっかりと熱を入れましょう。ラー油を代用する時は、一味唐辛子を増やすと辛みが増し、七味唐辛子を使うと風味が豊かになります。

七味唐辛子は、本場のラー油に含まれている香味付けの野菜をブレンドして作られているため、一味唐辛子よりも味わい深いのが特徴です。タバスコや鷹の爪を使うとさっぱりしたラー油も作れます。料理の目的に合わせて辛さを調節してみてください。

【今すぐできる】ラー油の代用レシピ7選

香辛料の入ったラー油の写真

ラー油の代用レシピは、ごま油をベースにして作ります。ごま油を使うと、香味付けの野菜を使わなくても味わい深いラー油を作れます。市販のラー油にはごま油が使われているので、味を近付けることも可能です。

家にあるもので代用できるラー油のレシピを7つ紹介するので、困っている人は参考にしてみてください。

1.ごま油と一味唐辛子

唐辛子はもともとラー油に使われているので、似た風味を出せます。失敗したくない人や、市販の味をできるだけ再現したい人におすすめのレシピです。

【材料】

  • ごま油:500㎖
  • 一味唐辛子:100g
  • 水:30㎖

【作り方】

  1. ごま油をフライパンや鍋に入れて沸騰させる。
  2. 沸騰したら火を止めて一味唐辛子をボウルに用意する。
  3. 水30㎖をボウルに入れて一味唐辛子に水分を吸わせておく。
  4. 沸騰したごま油を少しずつボウルに入れる。
  5. 混ぜて冷めるまで置いておく。

ごま油を沸騰させて、一味唐辛子を混ぜるだけで簡単に完成します。

2.ごま油と七味唐辛子

七味唐辛子を使うと、より味わい深いラー油を作れます。ごま油と七味唐辛子の香辛料がブレンドされるため、料理の味付けとして使う際にぴったりです。

【材料】

  • ごま油:500㎖
  • 七味唐辛子:100g
  • 水:30㎖

【作り方】

  1. ごま油をフライパンや鍋に入れて沸騰させる。
  2. 沸騰したら火を止めて七味唐辛子をボウルに用意する。
  3. 水30㎖をボウルに入れて七味唐辛子に水分を吸わせておく。
  4. 沸騰したごま油を少しずつボウルに入れる。
  5. 混ぜて冷めるまで置いておく。

辛さだけではないラー油を作りたい人は、チェックしておきましょう。

3.ごま油と鷹の爪

鷹の爪は本場のラー油にも含まれているため、似た風味を出せます。鷹の爪は細かくするほど辛み成分が抽出されやすいので、スパイシーなラー油を作りたい人は挑戦してみてください。

【材料】

  • ごま油:500㎖
  • 鷹の爪:10g

【作り方】

  1. 鷹の爪を手でちぎる。
  2. ちぎった鷹の爪をフライパンや鍋に入れて、ごま油を合わせる。
  3. 火をつけて油を沸騰させる。
  4. 沸騰したら弱火にして10分加熱する。
  5. 粗熱をとって冷ます。

希望の辛さに合わせて、鷹の爪の大きさを調整してみましょう。

4.ごま油と豆板醤

豆板醤には、ラー油と同じ赤唐辛子が使われており、似た風味を作れます。ただし、味噌や砂糖が入っているため、ラー油のような透明感は出せません。

【材料】

  • ごま油:500㎖
  • 豆板醤:80g
  • ニンニク:40g

【作り方】

  1. フライパンや鍋にごま油と豆板醤、ニンニクを入れて弱火で炒める。
  2. 赤く透き通ったら熱が取れるまで冷ます。

つけだれや炒める時の調味料の代わりとして使えるので、チェックしてみてください。

5.ごま油とコチュジャン

コチュジャンは韓国発祥の調味料で、豆板醤と似たような成分が含まれています。甘みがあり、粘り気があるのが特徴で、辛いのが苦手な人におすすめです。

【材料】

  • ごま油:500㎖
  • コチュジャン:80g

【作り方】

  • フライパンや鍋にごま油とコチュジャンを入れて弱火で炒める。
  • 赤く透き通ったら熱が取れるまで冷ます。

料理の仕上げではなく、炒め物を作る時に使うとラー油の風味を失わずに全体を味付けできます。

6.ごま油とタバスコ

タバスコには、唐辛子のほかに酢が含まれているため、ラー油より酸味が強いのが特徴です。酢を使っているので、ラー油よりもさっぱりとした味わいになります。

【材料】

  • ごま油:500㎖
  • タバスコ:お好みの量

【作り方】

  1. ごま油とタバスコを少しずつ混ぜる。
  2. お好みの辛さになったらしっかり混ぜて完成。

タバスコのみでも唐辛子が含まれているためラー油として使えないことはありませんが、ごま油と混ぜるとより中華らしさを出せます。

7.ごま油とかんずり

かんずりとは、新潟に伝わる唐辛子を発酵させた調味料のことです。唐辛子を洗って塩漬けにしたものを雪にさらして作ります。

県外の人にはなじみがないかもしれませんが、つけだれや料理のアクセントとしてよく使われています。

【材料】

  • ごま油:500㎖
  • かんずり:お好みの量

【作り方】

  1. ごま油とかんずりを少しずつ混ぜる。
  2. お好みの辛さになったらしっかり混ぜて完成。

柚子が入っているため、ラー油より和風な味わいが特徴です。

【代用では物足りない時に】自家製ラー油の作り方を簡単に紹介

赤唐辛子の入ったラー油の写真

代用では物足りない時は、自家製ラー油を作ってみましょう。ごま油を使えば、香味野菜を使わなくても簡単にラー油を作れます。代用品より手間をかけてサラダ油を混ぜれば、ごま油の主張を抑えたラー油が作れます。

本場では菜種油を使いますが、サラダ油でも似た味わいを出せるでしょう。自宅にある簡単なものから、本格派なものまで作れるので、ぜひ参考にしてみてください。

【材料3つで完成】簡単なラー油の作り方

自家製ラー油は材料3つで簡単に完成します。代用品はごま油と一味唐辛子を混ぜるだけで完成しますが、サラダ油を入れるとごまの風味を抑えられるため、本格派のラー油に近付けられます。

【材料】

  • ごま油:250㎖
  • サラダ油:250㎖
  • 一味唐辛子:150g
  • 水:30㎖

【作り方】

  1. ごま油とサラダ油をフライパンや鍋に入れて沸騰させる。
  2. 沸騰したら火を止めて一味唐辛子をボウルに用意する。
  3. 水30㎖をボウルに入れて一味唐辛子に水分を吸わせておく。
  4. 沸騰したごま油とサラダ油を少しずつボウルに入れる。
  5. 混ぜて冷めるまで置いておく。

1か月を過ぎると酸化しやすくなるため、作ったら早めに使い切りましょう。

【本場中国の味】本格的なラー油の作り方

本格的なラー油を作るには、手間がかかりますが、難しい手順はないため誰でも挑戦できます。

【材料】

  • サラダ油:500㎖
  • 長ネギ:100g
  • 生姜:40g
  • 鷹の爪:10g
  • 花椒:3g
  • 一味唐辛子:100g
  • 水:30㎖

【作り方】

  1. 香味野菜をカットして火にかける。
  2. 油を沸騰させて弱火にする。
  3. 野菜を焦がさないように10分火にかける。
  4. 唐辛子をボウルに入れて水をしみこませる。
  5. 火を止めて野菜を取り出す。
  6. 熱した油を唐辛子のボウルに少しずつ入れる。
  7. しっかり混ぜたら冷やす。

1から作れば、自分の好きな辛さや濃さに調節できるのが嬉しいポイントです。

代用調味料で作れる!ラー油を使ったおすすめのレシピ5選

餃子の写真

代用調味料を使えば、辛さや濃さを自分好みに調節できます。代用調味料を使ったおすすめのレシピを参考にして、料理を作ってみましょう。代用調味料によって適した料理が異なるため、チェックしてみてください。

餃子

餃子のつけだれとしてラー油を使う場合は、似た風味を出せるので唐辛子や鷹の爪で代用するのがおすすめです。かんずりを使うと和風な味わいになるため、好みのものをいくつか作ってみてもよいでしょう。

【材料(3~4人ぶん)】

  • 豚ひき肉:150g
  • キャベツ(または白菜):180g
  • ニラ:30g(約3ぶんの1束)
  • 餃子の皮:1袋

◆調味料

  • ニンニク:1かけ
  • 生姜:1かけ
  • 醤油:大さじ1杯
  • ごま油:小さじ1杯
  • 砂糖:小さじ1杯
  • 酒:小さじ1杯
  • 片栗粉:小さじ1杯
  • 塩:小さじ2ぶんの1杯
  • こしょう:少々
  • サラダ油:適量

◆たれ

  • ラー油:お好みの量

【作り方】

  1. 具を用意してよく混ぜる。
  2. 冷蔵庫で1時間寝かせて味をなじませる。
  3. 皮で包んで中火で焼く。
  4. 皮の色が変わったら水を入れて蒸し焼きにする。
  5. 餃子の上から油をふりかけ、焼目をつける。

タンタンメン

タンタンメンにラー油を入れる時は、好みに合わせて辛さを調節できるものがいいですよね。辛いのが好きな人は一味唐辛子や鷹の爪がおすすめです。辛いのが苦手な人はコチュジャンを使いましょう。

【材料(1人ぶん)】

  • 中華麺:1玉
  • そぼろ:30g
  • チンゲン菜:4ぶんの1株

◆汁

  • スープ:140㎖
  • 調整豆乳:140㎖

◆A

  • ザーサイ:5g
  • ねぎ油:小さじ1杯
  • 酢:小さじ1杯
  • 醤油:大さじ1と2ぶんの1杯
  • 練りごま:大さじ2杯
  • ラー油:大さじ1杯
  • ネギ:5cm

【作り方】

  1. チンゲン菜はサッとゆで、水けをきる。
  2. 丼に【A】を順に入れておく。
  3. 鍋に【汁】のスープと豆乳を入れて、温めておく。
  4. 別の鍋にたっぷりの湯を沸かして中華麺をほぐし入れ、混ぜながら少し堅めにゆでる。
  5. ざるに上げてよく湯を切る。
  6. 1の丼に2を注ぎ、3の麺を入れて、チンゲン菜と万能肉そぼろをのせる。
  7. お好みでラー油をかける。

麻婆豆腐

ラー油を入れれば、本格的な麻婆豆腐を作れます。長ネギや生姜を入れた本格的なラー油を使うと、味に深みが出て中華料理を存分に楽しめます。

【材料(2人ぶん)】

  • 絹ごし豆腐:200g
  • にんにく:2ぶんの1片
  • 生姜:2ぶんの1片
  • ねぎ:5ぶんの1本
  • サラダ油:大さじ2ぶんの1杯
  • 豚ひき肉:50g
  • 豆板醤:小さじ2ぶんの1杯
  • ごま油:小さじ2ぶんの1杯
  • ネギ(みじん切り):適宜

◆A

  • 醤油:小さじ2杯
  • 酒:小さじ2杯
  • 甜麺醤(テンメンジャン):小さじ2杯
  • 砂糖:小さじ1杯
  • 鶏ガラスープ:2ぶんの1カップ
  • ラー油:適量

◆B

  • 片栗粉:小さじ1杯
  • 水:小さじ1杯

【作り方】

  1. 豆腐は2cmの角切りにする。ニンニク、生姜、ネギはみじん切りにする。
  2. フライパンにサラダ油を中火で熱し、ひき肉、ニンニク、生姜、ネギを炒め、香りが出たら豆板醤を加えてさらに炒める。
  3. Aを入れて煮立て、豆腐を加えて中火で2~3分煮る。
  4. Bでとろみをつけ、ひと煮立ちしたらごま油を回し入れる。
  5. お好みでラー油を入れる。
  6. 器に盛り、ネギをちらす。

よだれ鶏

よだれ鶏を作る時は、辛さが欲しい場合は鷹の爪を使いましょう。さっぱり感が欲しいならタバスコを使うと箸が進みます。

【材料(2人ぶん)】

  • 鶏むね肉:200g
  • 料理酒:大さじ1杯
  • 砂糖:小さじ1杯
  • 長ネギ:4ぶんの1本

◆タレ

  • 醤油:大さじ1杯
  • 酢:大さじ1杯
  • 砂糖:大さじ1杯
  • ラー油:大さじ1杯
  • すりおろしニンニク:小さじ1杯

◆添え物

  • 大葉:2枚

【作り方】

  1. 長ネギはみじん切りにする。
  2. 鶏むね肉はフォークで数か所に穴をあけ、ボウルに入れる。料理酒と砂糖を加えてなじませる。
  3. 耐熱皿に入れてふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱する。
  4. 一度取り出して鶏むね肉を裏返し、再度ふんわりとラップをかけ、中に火が通るまで600Wの電子レンジで3分加熱する。
  5. 粗熱を取り、5mm幅に切る。
  6. ボウルに1、タレの材料を入れて混ぜ合わせる。
  7. お皿に大葉と3を盛り付け、4をかける。

酸辣湯

酸辣湯特有の酸っぱさを増すには、タバスコを使うのがおすすめです。好みに合わせてタバスコの割合を調節すると、自分好みに仕上げられます。

【材料(4人ぶん)】

  • 豚バラ薄切り肉:60g
  • ニンジン:80g
  • しいたけ:50g
  • 生きくらげ:50g
  • 絹豆腐:100g
  • 鶏ガラスープの素:大さじ1と2ぶんの1杯

◆味付け

  • A:酢:大さじ3杯
  • A:黒酢:大さじ1杯
  • A:醤油:大さじ1杯
  • A:砂糖:大さじ1杯
  • 水:800㎖
  • 卵:1個

◆水溶き片栗粉

  • 片栗粉:大さじ1杯
  • 水:20㎖

◆仕上げ

  • B:ラー油:適量
  • B:黒酢:適量
  • B:ブラックペッパー:適量
  • A:塩こしょう:適量

【作り方】

  1. ニンジンを細切りにする。
  2. しいたけは薄切り、生きくらげは細切りにする。
  3. 豆腐と豚バラ肉を細切りにする。
  4. 沸騰した水に鶏ガラスープの素を入れ、ニンジンを中火で煮る。
  5. 2と細切りした肉を入れたら、Aの調味料を入れる。
  6. 火をつけたまま、水溶き片栗粉を入れゆっくりと回す。
  7. 溶き卵を入れゆっくりと回し、とろみがついたら豆腐を加える。
  8. 仕上げにBを上からかける。

ラー油を代用する時は料理の目的によって調味料を変えてみよう

食べるラー油の写真

料理によって調味料の量を変えると、ぴったりのラー油が作れます。市販のラー油は本場のものとは味や風味が異なるため、1から手作りしてみるのもおすすめです。代用する時は、ごま油を使うと簡単に作れます。

本格的なラー油を作りたい時は、サラダ油と香味野菜を熱して作ってみてください。ラー油の代用品が適している料理はさまざまなので、目的によって調味料を変えてみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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