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SNSや動画で拡散される『予言』に惑わされないための心の持ち方

By - 吉元由美  公開:  更新:

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スマホを持つ女性の写真

吉元由美

作詞家、作家。作詞家として1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛けた。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。 grapeでコラム『ひと・もの・こと』を連載。 …続きを読む

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。

『予言』は踊る

世界各地、日本でも地震、水害などの災害が頻発しています。

山肌を抉り、民家を飲み込んでいくチベット、ネパールの土石流の映像は、とても現実のものとは思えない悲惨な状況を映し出しています。

自然の前で、人間は無力です。

私たちは自然によって生かされ、調和を保ちながら生きていくことが最善であるのに、近代になり我欲のために自然を破壊し、コントロールしてきたことが、いま私たちにブーメランのように返ってきているように思います。

人間は、傲慢になりすぎました。

再生可能エネルギーを創出するために山の木々を伐採し、山を破壊する。

この矛盾をどう解釈しているのでしょうか。

森林とソーラーパネルの写真

このように災害が多くなると、人々の心には不安や恐れが湧き起こります。

ニュースやYouTubeなどで繰り返し災害の映像を見ることで、無意識のうちに不安や恐れが増幅していくのです。

するとなぜか『予言』『都市伝説』を多く見聞きするようになる。

心の隙間に入り込むように、不安の匂いを嗅ぎ取ったように。

過去の災害や大事件、大事故の折にも、同じようなことがありました。

私自身が怖がりなので、そういうものが目に入るのかもしれません。

動画を撮る人の写真

最近驚いたのは、具体的な日にちを指定し、注意を促すような『予言』です。

○月○日の○時○○分から7分間、地球の重力がなくなる。

それはNASAも発表している…という荒唐無稽な『予言』もありました。

えー!いくらなんでもそんなこと!まったく信じてはいませんでしたが、その時間、ちょっと気にしていました。

YouTubeの都市伝説を扱った番組などには、個性的な霊能者、占星術師が登場し、実にさまざまな予言を出してきます。

すべて当たってしまったら、もうこの地球は存在しないかもしれません。

情報源がどこか分かりませんが、人を惹きつけるには、怖がらせるのが有効なのでしょう。予言商法…気をつけねば。

モニターを見ている人の写真

しかし、『予言』がまったく当たらないということはなく、驚くべき『予言』もあることは確かです。

ある霊能者がチベット、ネパールの土石流について7月に予言していました。

信じるか信じないかはあなた次第。

転ばぬ先の杖として頭の片隅に置いておき、備えを万全にする。

荒唐無稽な『予言』に踊らされることなく、常に大地を踏みしめて歩くイメージを。

そして、世界が平和であるように、日本が穏やかであるように、祈るように日常を大切にしていきましょう。

※記事中の写真はすべてイメージ


[文/吉元由美 構成/grape編集部]

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