ホームで乗車位置を間違えた女性 当然、後ろから並び直すのかと思いきや…
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近年、駅のホームには、列車の乗車口が示されている『乗車位置』の表示が増えました。
乗車位置に沿って並んで列車を待つ、『整列乗車』を呼びかけている駅もあります。
乗車位置に沿って並ぶことで、ホームの混雑が緩和されてスムーズに列車の乗降ができるようになります。
ところが問題なのは、乗車位置が分かりづらいケースがあること。
各駅停車・急行・特急や、先発・後発・始発など…列車の種類によって、乗車位置が細かく分かれている駅もあります。
その路線を使い慣れている人でなければ、「自分が乗りたい列車は、どこに並べばいいか分からない」という問題が出てくるのです。
「次に来る○○行きは急行電車です。赤い枠の急行乗車位置にお並びください」
アナウンスが入る場合はあるものの、混雑し、慣れないホームで並ぶ位置を判断するのは難しいもの。
結果、列車がやって来て「ここじゃなかったのか!」と気付くケースは多くあります。
その際、本来並ぶべきだった列の一番後ろに並び直すのが、当然のルール。ところが、それができない人もいるようなのです…。
乗車位置に並んでいたけれど、間違えてしまったら?
乗車位置の一番前に並んでいた、とある年配の女性。列車がホームに停車し、自分の目の前にはドアがないことに気付きます。
やって来たのは快速列車で、ドアは1車両に2つ。女性は、3つドア用の乗車位置に並んでいたのです。
「やだ、ここじゃないのね!」
女性は、友人と連れ立って、バタバタとドアのあるほうへ走ります。当然、列の後ろから乗車するのかと思いきや…。
本来の乗車位置で並んでいた人の脇から、割り込みをしようとしたのです!
「この列車は2つドアです。3つドアの乗車位置にお並びになっていたかたは、後方へお回りください」
このように割り込みをするケースは多いのでしょう。駅員のアナウンスが入りますが、女性はそのまま乗車してしまいました。
女性を目にして、不快そうな表情を浮かべる人も。とはいえ、「それ、割り込みですよ」と指摘するのは勇気がいるものです。
中には、声を荒げて「オイ、割り込んでんじゃねえぞ!」と注意する人もいますが、周りで聞いている人にとっても、気分のいいものではありません。
割り込みをした女性のいい分は、「私は並んでいたから、割り込みじゃない」なのかもしれません。
分かりづらかったからといって、場所を間違えたことを棚に上げた、とても自分本位な考えかたです。
駅は、見ず知らずの多くの人たちがすれ違う場所です。お互いを思いやる気持ちを持たなければ、次に不快な思いをさせられるのは自分かもしれません。
・分からなければ、係員に質問をする。
・自分に落ち度があったら、相手を優先する。
・迷惑をかけたら、素直に謝る。
シンプルなことで、過ごしやすい環境が作れるはずです。マナー違反をしている人を見かけたら、自分が似たようなことをしていないか、振り返ってみるのも必要なのかもしれません。
※記事中の写真はすべてイメージ
[文・構成/grape編集部]