『席取り』に必死な母を、恥ずかしがる兄 その想いに「素敵!」「すごく腑に落ちた」
公開: 更新:


2日連続のプールで疲れ切った母親 冷蔵庫に残されたメッセージに「背筋も凍る」2日連続でプールに遊びに行っていた、3児の母親であるトリッシュ(@torish935)さんは、翌日の朝、疲労で『全身バッキバキ』な状況だったといいます。きっと「今日はゆっくり休みたい」と考えたことでしょう。しかし、この後トリッシュさんには試練が…。

カートにのせられ不服そうな犬 その後、店員に褒められると?「表情が違いすぎて笑った」ペットは人間と会話ができない代わりに、表情や体の動きで気持ちを伝えてくれます。2025年7月、そのことがよく分かるエピソードを、Xで公開したのは、愛犬のむさしくんと暮らす、飼い主(@musashi241005)さんです。
「私の母は、電車の席を取るのが大得意」
子どものころの母親との思い出を描いたのは、漫画の原作などを手がける泉福朗(@okaeri_eripiyo)さん。
泉さんの母親は、『席取り』が大の得意でした。幼かった泉さんと兄弟のため、電車や映画館でいつも素早く席を確保してくれました。
しかし、闘争心むき出しで席を取る母親に対し、次第にお兄さんは恥ずかしく思うようになっていったといいます。
『席取りママ』
「早い者勝ち」が世の常だった、昭和の時代を生きてきた母親。
ですが、母親は闘争心だけではなく、優しい心も持っていました。席を確保するのも、「愛する我が子に座らせてあげたい」という思いからなのです。
そして、寝不足だった父親に席を譲ったことで、素敵な出会いを果たすことができたといいます。
歳をとったいま、母親は席を譲られる側になりました。しかし、母親はいまでも泉さんに席を譲ろうとするのでした。
【ネットの声】
・すごく腑に落ちました!時代で価値観が変わってきたいい例ですね。
・最後のコマの「歳をとっても子どもに座ってほしい」という気持ちがとても温かい…。
・「どんな行動にも、その人の正義があるんだなぁ」と再確認した。
・昭和の価値観を批判するんじゃなくて、こうしてプラスにとらえることって大事だと思う。
時代が変わっても、人の優しさは永遠に変わらないでしょう。
令和の時代も、他人への思いやりを忘れずに温かい社会を築いていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]