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「いってきます!」お父さんに『忘れ物』を届けに向かう中、少女が出会ったのは…

By - grape編集部  作成:  更新:

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静止している物体を1コマごとに少しずつ動かしカメラで撮影し、ストーリーを展開していく『コマ撮りアニメ』。人形たちがまるで生きているかのように見せる技法はユニークですよね。

『家族のあたたかさ』をテーマにして描かれた、こちらの作品。一つひとつ人の手を動かして作られるからこそ生まれる、あたたかい世界観と、家族の優しいストーリーに、心が洗われます。

雪の森で繰り広げられる、優しいファンタジー

ある寒い冬の朝。木こりのお父さんは、いつものように雪深い森に出かけました。

ひと仕事終えて、ちょっと休憩をしようとかばんをゴソゴソ。そこで、お父さんははっと『忘れ物』に気付きます。

それは、温かい飲み物が入った水筒。忘れ物に気付いた女の子は、お父さんに水筒を届けてあげることにしました。

お母さんは、張り切って出かける娘を心配そうに見送ります。

雪道の中、お父さんの元へ足早に向かう女の子。その時突然、強い風が…。

びっくりした彼女は、転んで水筒を落としてしまいました。

すると、目の前に現れたのは『不思議な生きもの』!彼は、足元に転がってきた水筒を拾うと、思わぬいたずらをするのです。

森で出会ったこの『不思議な生きもの』の正体は一体…。そして、女の子は無事、お父さんに温かい飲み物を届けられるのでしょうか――。

制作期間約4か月!全編手づくりのメイキング映像

こちらの作品を制作したのは、アニメーション作家・村田朋泰さん。トータルの制作期間は、なんと4か月にもおよんだとか!メイキング映像では、村田さんが作品に込めた想いを語っています。

絵本のような世界観を目指したという村田さん。森の木漏れ日を表現するため、奥行きを出すことにこだわったとか。

また、地面の雪に使われているのは、なんと『重曹』!足跡や、水筒が転がった跡など、さらさらとした雪の触感がリアルに再現されています。

セリフは一切なく、展開されるストーリーの要となっているのは、キャラクターの『目』。『まぶた』を使い分けたり、光や角度などを調整したりすることで、細やかな心情の変化を描写しています。

何種類もある『まぶた』を落としてしまって、慌てて探すというハプニングもあったとか。

そして気になる『不思議な生きもの』の正体は、森に住む『風の精霊』『土の精霊』!厳しい冬を越え、暖かい春を迎える、季節の移り変わりをファンタジックに表現しているそうです。

いつの時代もそこにある『暮らし』

象印マホービンが創業100周年を記念して公開した、こちらの動画。

どんな時代でも変わらずそこにありつづける、人々の暮らしに寄り添ってきた企業姿勢が、あたたかい映像と重なり、心にぐっと響きます。

長年に渡って、家族のあたたかい食卓をつくることを目指してきた象印マホービン。動画の世界のように、暮らしにあたたかさを与えてくれる商品を、これからもたくさん生み出していってほしいですね。


[文・構成/grape編集部]

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