「天才か!」「賢い」 無断駐輪を一掃した『貼り紙』に書かれた文章とは?
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- 出典
- @aseetsu
駐輪場じゃないけど店の前だし、まあいいか。
駅に近い店などの前に、自転車を停めてそのまま出かけてしまう無断駐輪は、とても迷惑な存在です。
※写真はイメージ
本来、その店に来る人が使うべきスペースを占領されてしまうだけでなく、場所によっては自転車が倒れ、小さな子どもがケガをしてしまうなどの事故が起こる可能性も…。
駐輪場が整備されている駅もありますが、「数に限りがある」「昔と違って有料」といった理由から、無断駐輪をする人は少なくありません。
店側が無断駐輪されている自転車に警告文を貼ったり、店に「駐輪禁止」という注意書きをしたりといった対策を講じても、なかなか一掃することができないといいます。
「駐輪禁止」ではなく?
いくら貼り紙をしても、無断駐輪がなくならない…こういった時、あなたならどうしますか。「貼り紙そのものが無意味なのかもしれない」と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、そんなことはありません!文言を少し工夫するだけで、無断駐輪を一掃できることもあるといいます。
実際に「無断駐輪がゼロになった」という『貼り紙』をツイートしたのは、株式会社コピーライターの代表を務める長谷川哲士(@aseetsu)さん。
どのような工夫をしたのかというと…。
この前に置いてある自転車、ご自由にお持ちください。
駐輪を禁止するのではなく、「ここに置かれている自転車は必要な人が使っていいよ」という貼り紙にしたのです。
この貼り紙は効果を発揮し、無断駐輪はゼロに!
もちろん、この貼り紙はかなり過激なもので「誰もが真似すべきもの」とはいえません。
しかし、「伝えかた次第で効果に差が出る」という事実を如実に表す好例ともいえます。
誰にとっても重要な言葉の選びかた。「無断駐輪を止めさせたい店主が工夫を凝らした貼り紙」から、学ぶべきことは多いように感じます。
[文・構成/grape編集部]