貼り紙「触るな!」 書かれていた内容に「優しい」「大事なこと」
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動物園「赤ちゃんが生まれました」 飼育員の喜びが伝わる『ド直球』な貼り紙が…愛媛県伊予郡にある『愛媛県立とべ動物園』で暮らすマレーバクのダンくんとナナハちゃんの間に、赤ちゃんが誕生。飼育員の喜びがあふれるユニークな貼り紙と、すくすくと成長するヒメナちゃんの姿を紹介します。

自由研究になるかも? 約6500万年前と今、カメの違いに「なるほど!」三重県南牟婁郡にある道の駅『紀宝町ウミガメ公園』には質問用紙が設置されており、記入すると飼育員が答えてくれるのだとか。ある日、来館者から届いたのは、ワニガメに関する質問でした。
その場にいる人に情報を伝えるための手段として、よく使われる『貼り紙』。
街では、休業の知らせや注意喚起など、さまざまな種類の貼り紙を見かけますよね。
2025年6月、一風変わった貼り紙の写真が、Xに投稿されました。
紙が貼られていたのは、屋外にある手洗い場。そこには、利用者に知ってもらわなければいけない『大事なこと』が書かれていて…。
「アゲハ蝶がサナギになっちょー」
そう、手洗い場にいたアゲハ蝶のサナギを守るために、注意を呼び掛ける貼り紙でした!
手洗い場の貼り紙に「優しい」
貼り紙の写真を投稿したのは、鳥取県西伯郡大山町にある乗馬施設『大山乗馬センター』のXアカウント(@daisen_johba)。
常連客に向けて「アゲハ蝶がサナギ化しているため、使用の際は当該箇所を避けていただきますようお願い申し上げます」と呼び掛けたのです。
同施設によれば、貼り紙に記載されている「なっちょー」は、鳥取県の方言で「なっている」の意味であり『蝶』にも掛けた、スタッフ渾身のダジャレとのこと。
ユーモアがあり、なおかつ『命』を大切にする優しさも感じられる貼り紙には、心が和みますね!
なお、この後サナギは、アゲハ蝶の飼育経験が多数ある会員に引き渡したとか。より安全な場所で、成虫になるまでの期間を過ごしてもらうことにしたようです。
アゲハ蝶はきっと、自分を守ってくれた同施設のスタッフたちに「ありがとう」と思いながら、羽ばたく日を迎えることでしょう!
[文・構成/grape編集部]