society

レジで見かけた貼り紙「思わず撮ってしまった」 存在が悲しい

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

飲食店や小売店で、外国人の店員を見かける機会は多いでしょう。

注文をうまく聞き取ってもらえず、困ってしまった経験もあるかもしれません。それでもたいていの人が、なんとかコミュニケーションをとろうと試みます。

しかし、心ない人も少なくはないようです。

レジで見かけた貼り紙『外国人クルーに関してのお願い』

レジで見かけ、思わず撮影した写真をTwitterに投稿したのは、あずき(@ganbarunonkyaha)さん。

『外国人クルーに関してのお願い』と題された貼り紙には、こう書かれていました。

外国人クルーに関してのお願い

当店では外国人留学生が多数勤務しております。

ある程度の日本語はできますが、難しいいい回しや漢字、店舗での複雑な業務などは不得手です。

また、文化の違いにより、とらえかたの相違も出てくることかと思われます。

お客様にはご不便をおかけすることもあるかもしれません。

どの外国人スタッフも、日本に溶け込もうと真面目に、必死に働いております。温かい目で見ていただけたら幸いです。

こちらの都合でお客様にご不便を強いることを、申し訳なく思うとともに、ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

あずきさんがコメントしているように、外国人店員に対して上から目線で怒鳴ったり、文句をいったりする人がいるのかもしれません。

そういった人がいなければ、貼り紙は必要ないはずだからです。

「話が通じない」「作業が遅い」などの理由で文句をいっている人は、もし自分が、慣れない異国で、おぼつかない外国語で働かなくてはならなかったら…そう想像してみることはできないのでしょう。

あずきさんの投稿には「彼らは日本人よりよっぽど礼儀正しいところがある!」「いつも行く店の外国人店員は、一生懸命勉強して、働いているのがよく分かる」などのコメントが寄せられています。

また、「わざわざ説明しなくてはならないのが切ない…」という声も。

相手の立場を考えない客がいなくなり、この貼り紙が必要なくなることが望まれます。


[文・構成/grape編集部]

コージーコーナーの写真

「このケーキどうなるの?」 廃棄間際のスイーツを…「これは知らなかった」飲食店で食品ロスの危機におちいっている商品を買って『レスキュー』することができる、食品ロス削減アプリの『TABETE』に出会った女性。実際にレスキューしてみた結果?

火野正平の写真

俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。

出典
@ganbarunonkyaha

Share Post LINE はてな コメント

page
top