レジで見かけた貼り紙「思わず撮ってしまった」 存在が悲しい
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お湯の温度は… 消防局の注意喚起に「知らなかった」「本当に怖い」兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは同月1日、『ヒートショック予防法5選』と題して、動画を公開しました。
もしヒートショックが起こったら? 政府が教える5つの手順とは寒さが厳しくなってきた、2024年12月現在。冷めた身体を温めるために、シャワーの時間が長くなったり、湯船に浸かる機会が増えたりするという人は多いでしょう。1日の疲れを取ることができる入浴ですが、事故につながる可能性があるのはご存じでしょうか。
飲食店や小売店で、外国人の店員を見かける機会は多いでしょう。
注文をうまく聞き取ってもらえず、困ってしまった経験もあるかもしれません。それでもたいていの人が、なんとかコミュニケーションをとろうと試みます。
しかし、心ない人も少なくはないようです。
レジで見かけた貼り紙『外国人クルーに関してのお願い』
レジで見かけ、思わず撮影した写真をTwitterに投稿したのは、あずき(@ganbarunonkyaha)さん。
『外国人クルーに関してのお願い』と題された貼り紙には、こう書かれていました。
外国人クルーに関してのお願い
当店では外国人留学生が多数勤務しております。
ある程度の日本語はできますが、難しいいい回しや漢字、店舗での複雑な業務などは不得手です。
また、文化の違いにより、とらえかたの相違も出てくることかと思われます。
お客様にはご不便をおかけすることもあるかもしれません。
どの外国人スタッフも、日本に溶け込もうと真面目に、必死に働いております。温かい目で見ていただけたら幸いです。
こちらの都合でお客様にご不便を強いることを、申し訳なく思うとともに、ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。
あずきさんがコメントしているように、外国人店員に対して上から目線で怒鳴ったり、文句をいったりする人がいるのかもしれません。
そういった人がいなければ、貼り紙は必要ないはずだからです。
「話が通じない」「作業が遅い」などの理由で文句をいっている人は、もし自分が、慣れない異国で、おぼつかない外国語で働かなくてはならなかったら…そう想像してみることはできないのでしょう。
あずきさんの投稿には「彼らは日本人よりよっぽど礼儀正しいところがある!」「いつも行く店の外国人店員は、一生懸命勉強して、働いているのがよく分かる」などのコメントが寄せられています。
また、「わざわざ説明しなくてはならないのが切ない…」という声も。
相手の立場を考えない客がいなくなり、この貼り紙が必要なくなることが望まれます。
[文・構成/grape編集部]