スクールバスの車内で泣いている男の子の手を握る運転手 理由に称賛の声
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長い夏休みが終わった2019年9月の初め、アメリカ・ウィスコンシン州では新学期がスタート。エイミー・ジョンソンさんの息子、アクセルくんは新学期初日を迎え、スクールバスを待っていました。
海外メディア『CNN』によると、学校へ行くのを楽しみにしていたアクセルくんですが、バスが見えたとたんに黙り込んでしまったのだそう。
そしてスクールバスのドアが開くと、彼はその場で泣き出してしまったのです。
新学期初日、スクールバスで男の子が泣き出すと…
エイミーさんはアクセルくんと一緒にバスに乗り、座席に座らせますが、彼はお母さんにしがみついて離れません。
すると、それに気付いた運転手のイザベル・レーンさんがアクセルくんに「ここ空いてるよ」と言って、自分の真後ろの座席に座らせます。
やっとアクセルくんが離れてくれたため、バスを降りようとしたエイミーさんが思わず撮った写真がこちらです。
泣きじゃくりながらイザベルさんの手を握るアクセルくん。この時、イザベルさんが後ろに手を伸ばしたところ、アクセルくんが握ってきたと言います。
イザベルさんは『CNN』の取材で、「あの少年が安心させてほしがっているのが分かったんです。(彼の手を握ったのは)あの時に私ができるベストなことでした」と語っています。
こうしてアクセルくんはイザベルさんとおしゃべりしながら学校へ向かい、到着する頃には泣きやんでいたということです。
この出来事を知った地元の警察がイザベルさんを称賛し、写真をFacebookに投稿。彼女の優しさがたくさんの人たちを感動させています。
新学期の始まりは何かと不安になる子どもが多いと言います。アクセルくんもいざ学校へ行くとなると、いろいろな気持ちがあふれてきてしまったのでしょう。
子どもたちの命を預かるスクールバスの運転手は緊張感のいる仕事です。そんな状況でアクセルくんの心のケアまでしてくれたイザベルさんは本当に思いやりのある女性なのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]