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羽生善治の伝説がすごい 嫁は元朝ドラヒロイン!!

By - grape編集部  公開:  更新:

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羽生善治

将棋棋士として活躍している羽生善治(はぶよしはる)さん。並ぶ者のない将棋の才能で、男女問わず多くの人から支持されています。

そんな羽生善治さんのすごさやタイトル、家族といったさまざまな情報をご紹介します!

羽生善治のすごさ 伝説のタイトル数

将棋棋士の羽生善治さんは、小学生で将棋を始めました。小学校2年生で将棋道場『八王子将棋クラブ』に入りました。

めきめきと実力を伸ばした羽生善治さんは、1982年に『小学生将棋名人戦』で優勝しています。小学生時代には後のライバル、森内俊之さんにも出会いました。

羽生善治さんがプロ将棋棋士の養成所である『奨励会』に入ったのは小学校6年生でした。1985年には、中学3年にして史上3人目の中学生プロ棋士の地位を獲得。

2020年においても中学生でプロ棋士を勝ち取ったのは加藤一二三さん、谷川浩司さん、渡辺明さん、そして藤井聡太さんの5人だけ。羽生善治さんの実力がうかがい知れます。

羽生善治さんの学歴としては、東京都立富士森高校に進み、都立上野高校の通信制に転入後に卒業しています。

1989年には『竜王』位を獲得し、『名人』や『王位』といったタイトルを総なめに。将棋で7つあるタイトル戦で勝ち続け、1996年には史上初のタイトル『七冠独占』を達成しています。

将棋の世界ではタイトルを獲得した後、定められた回数を勝ち続けると『永世』の称号が与えられます。羽生善治さんが初の『永世』を得たのは2008年でした。

その後、羽生善治さんは6つあるタイトルで『永世』を勝ち取ります。2017年には『竜王』の永世称号を得て史上初の『永世七冠』となりました。

年収が気になる人は多いようですが、公にはされていません。これだけ素晴らしい活躍をしていることを考えると「かなり稼いでいるのではないか」と思う人もいるようです。

羽生善治さんは素晴らしい功績が認められ、2018年に『国民栄誉賞』を授与されました。

羽生善治さんの国民栄誉賞について詳しくは、次の記事をご覧下さい。

羽生善治 タイトル履歴

竜王 7期(第2期-1989年度・5期・7~8期・14~15期・30期)
-永世竜王(就位は原則引退後)

名人 9期(第52期-1994年~54期・61期・66~68期・72~73期)
-十九世名人(襲位は原則引退後)

王位 18期(第34期-1993年度~42期・45期~47期・52~57期)
-永世王位(就位は原則引退後)

王座 24期(第40期-1992年度~58期・60~64期)
-名誉王座(就位は原則引退後)

棋王 13期(第16期-1990年度~27期・30期)
-永世棋王(就位は原則引退後)

王将 12期(第45期-1995年度~50期・52期・54期~58期)
-永世王将(就位は原則引退後)

棋聖 16期(第62期-1993年度前期~66期・71期・79~88期)
-永世棋聖(就位は原則引退後)

羽生善治|棋士データベース|日本将棋連盟 ーより引用

羽生善治の奥さんがかわいい 子供にとって父は…

羽生善治さんは、1996年3月に羽生理恵(旧姓・畠田)さんと結婚しています。

羽生理恵さんは1990年に朝の連続テレビ小説『京、ふたり』でヒロイン愛子役を務めた人気の俳優でした。羽生善治さんとの間には2人の娘が生まれています。

羽生善治さんと妻の羽生理恵さん、そして娘について詳しくは、次の記事をご覧下さい。

羽生善治の名言 『玲瓏』ってどんな意味?

羽生善治さんは、前人未到の記録を成し遂げました。羽生善治さんの生き方や志に関心を持つ人も多数。

将棋棋士は、色紙にサインする時に名前以外に言葉を書くことがあります。『揮毫(きごう)』といいます。

『揮毫(きごう)』とは、毛筆を使ってためになる熟語やことわざを書くことをいいます。特に将棋棋士や僧侶、書道の名人、歌舞伎俳優や政治家といった人々が書く場合を指すことが多いようです。

よく知られた例では、年末に公開される『今年の漢字』の発表で、僧侶が大きな漢字を書きます。あれが揮毫の一例といえるでしょう。

羽生善治さんがよく揮毫する言葉が『玲瓏(れいろう)』です。『玲瓏』とは、『明鏡国語辞典 第二版』によると次のような意味です。

【玲瓏】[形動][文]➊玉のように光り輝くさま。また、さえざえとして美しいさま。

明鏡国語辞典 第二版 – 株式会社大修館書店 ーより引用
羽生善治 2017年

羽生善治 2017年

羽生善治さんが書く『玲瓏』はファンから好評のようです。

言わずと知れた将棋界のスーパースター、羽生善治三冠。羽生三冠が好んで揮毫する言葉として有名なのが『玲瓏』(れいろう)です。
(中略)
盤上に魔法のように美しい棋譜を残す羽生三冠を象徴するような言葉ですね。
この『玲瓏』という言葉が揮毫された紺染小振り扇子は、羽生ファンの多くが愛用しているロングセラーです。

将棋コラム|日本将棋連盟 ーより引用

また、羽生善治さんは子供に向けての次のような言葉を発したこともあります。

この世界にはたくさんのものがあります。目に見えるもの、見えないもの、
手にふれられるもの、ふれられないもの、その一つひとつを知ってゆくのが勉強で、
外で遊ぶのも勉強です。お母さんは世界のたくさんのことを知ってほしいのです。
それが大きくなって大人になった時に生きていく上でとても役に立つ事を 知っているのです。たくさん勉強して、たくさん遊んでできるだけたくさんの事を知ってください。
そして、大人になったときにいらないものは自分の判断ですべて捨てて、残ったものがあなたが勉強したものです。

答えのない道徳の問題 どう解く? ーより引用

 羽生善治さんの名言については詳しくは、次の記事をご覧下さい。

羽生善治の現在・これから

羽生善治さんは、2019年6月の試合で勝って通算の勝数が1434勝を数えました。これまでの成績を越え、歴代単独1位を記録しています。

2019年10月には、バラエティ番組『じゅん散歩』(テレビ朝日系)とニュース番組『news zero』(日本テレビ系)に出演。

12月には『第78期A級順位戦』が東京の将棋会館で行われました。対戦内容は『名人戦棋譜速報』『日本将棋連盟ライブ中継』などで公開されています。

明けて2020年1月2日には、将棋番組『棋士が語る!平成NHK杯名対局』(NHK)に登場。同日には、将棋番組『一二三!羽生善治の大逆転将棋2020』(NHK BS)に出演しています。

同番組では、『ひふみん』で有名な加藤一二三さんと対戦。新年から将棋ファンを沸かせました。

さらに、羽生善治さんは2020年東京オリンピック聖火ランナーとして埼玉県を走ります。

羽生善治さんは将棋界のスターとして、歴史に名を残す業績を挙げました。国民栄誉賞も得て、これからさらに将棋界をけん引していくことでしょう。これからの羽生善治さんに期待が集まっています。

羽生善治 プロフィール

生年月日:1970年9月27日
出身地:埼玉県所沢市
身長:172㎝

小学校で将棋を始め、小学2年生で将棋道場『八王子将棋クラブ』に入る。1982年に『小学生将棋名人戦』で優勝。小学校6年で『奨励会』に入る。1985年に中学生でプロ棋士に。1989年には『竜王』位を獲得、1996年には史上初の『七冠独占』を達成。2008年に初の『永世』を得後、2017年に史上初の『永世七冠』を成し遂げた。2018年に『国民栄誉賞』受賞。私生活では1996年に元俳優の羽生理恵(旧姓・畠田)と結婚。2人の娘に恵まれている。


[文・構成/grape編集部]

出典
shogi_danshi日本将棋連盟明鏡国語辞典 第二版どう解く? 答えのない道徳の問題

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