「オレがうつすと思ってんの?」客の横暴な態度に疲れた『高校生』の訴えに、ハッとする
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
grape [グレイプ] society
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の拡大防止のための外出自粛が、全国的に行われた2020年のゴールデンウィーク中、ホームセンターではこんな悲鳴が上がっていました。
最近お客様がものすごく増え、こんな状況でピリピリしているのもあるのか、店員へのあたりが強くなっています。
お願いです。
どうかもう一度店員への態度を考え直してはいただけないでしょうか。
これは、ホームセンターでアルバイトをしている高校生がSNSに投稿したメッセージです。
ホームセンターやスーパーマーケットなど生活必需品を扱う店舗では、客側と店側双方の安全策をとりながら営業が続けられ、私たちの生活を助けてくれています。
投稿者さんの訴えは続きます。
本当は“不要不急”は家から出ないに越したことはないのですが、何かの理由があってどうしても買い物しないといけなくなってしまったなら、イライラまで店に持ち込むのはやめてください。
あなたのイライラを店員にぶつけないでください。
店員は機械ではないんです。
買い物をする側も、自粛疲れをどう発散していいのかが分からないのでしょうか。普段は優しい人なのかもしれませんが、エスカレートした言動に高校生の投稿者さんは、とまどってしまったようです。
そして、自分の思いを正直に綴りました。
ビニールカーテンを見て「オレがうつすと思ってるの?神様だぢょ?お客様だもんね」と言ってきたり(ほかのお客さんのレジを打っているのに横からわざわざ声かけてくる)、ずっと休む暇もなくレジを打っているのに「待たせるな。待たせるならいえよ。オレが並んでるの分かるだろ?」
そんなの見る暇もありません。
いい返すこともできず、ずっと「すみません、すみません」の繰り返しです。
申し訳ないですが、今の私はあなたを神様とは思えません。
さらに投稿者さんは「ほかの店舗事情は分からない」と前置きをした上で、状況を説明しました。
少なくとも私のいる店舗ではパートさんもほかのバイトさんも怖いとは思いつつ仕事をしています。
こんな状況でわざわざ来て、文句だったりいわれると疲れます。
来るのであれば、せめて最小人数、間隔を開ける、必要なものだけ買って出るなどしてください。
人が集まりやすい場所で三密を避けるように、東京都など自治体からの要請があっても、現実は思わぬところで密集が起こってしまいます。
そして、投稿者さんは、最後に切実な訴えをしました。
店員も全員人間であること、ホームセンターはイライラをぶつける場所ではないこと、分かってください。
どうしても必要でないなら来ないでください。
生活を維持するための買い物が、他人の弊害になってしまうのは悲しいことです。
投稿者さんの切実な思いにはたくさんの労いの言葉や多くのエールが寄せられました。
こうした声に投稿者さんも「気持ちをパッと切り替えられるくらいのメンタルを得られたと思います。1つ成長出来たとポジティブに捉えつつ頑張ります…」と語っています。
世界中で非常事態宣言などが出る状況は、地球上の誰にとっても日常が非日常です。しかし、この投稿者さんの訴えは、コロナウイルスの状況に限ったことではないのかもしれません。
コロナウイルスが収束しても、お互いを思いやる気持ちを、高校生の投稿者さんは気付かせてくれたのではないでしょうか。
将来、社会に出て働く未来ある若者に対して、大人はどのような生き方を見せられるのか、考えさせられます。
投稿者様の希望で出典は省略させていただきました。