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どうしてここに?漢字一文字の真っ赤な謎の『花』オブジェ

By - grape編集部  公開:  更新:

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写真提供:東京都港湾局臨海開発部海上公園課

2020年の夏。Twitterを賑わせた謎のオブジェがあることを、みなさんご存知でしょうか。

東京都江東区にある東京ビッグサイトの近くで、巨大な『花』という漢字一文字のオブジェが目撃されています。

オブジェがあるのは、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の国際展示場駅からほど近い、『シンボルプロムナード公園』の敷地内にある『花の広場』。突如現れた謎のオブジェについて、この公園を管轄している東京都港湾局臨海開発部海上公園課にお話を伺いました。

正式名称は『花のモニュメント』花をテーマに新たな広場を整備

※『花の広場』の花富士。ペチュニアを一面に植えている

『シンボルプロムナード公園』は、広域にわたってウエスト・センター・イーストとエリアが分かれていて、それぞれに『滝の広場』や『夢の広場』といった特徴的な広場があります。

謎のオブジェがあるのはイーストエリアで、この辺りはチューリップやペチュニアなど、美しい花々が植えられています。

※『花の広場』のチューリップ

この春、イーストエリアには『花』をテーマとした『花の広場』を新設。

『花の広場』に鎮座する、漢字一文字の赤い『花』のオブジェ。ひと際存在感を漂わせています。

※ひと際目を惹く漢字一文字の『花』

――この『花』のオブジェの正式名称は?

正式名称は『花のモニュメント』といいます。

――『花のモニュメント』はいつ設置された?キッカケは?

『シンボルプロムナード公園』の特徴の1つである『花』をテーマに、にぎわいを生むイベント開催が可能な広場として、『花の広場』を整備することになりました。公園工事は2019年2月から2020年2月まで行われ、広場は3月25日からオープンしています。

『花の広場』は国際展示場駅と東京ビッグサイトの間に位置しているので、多くの方が通る場所です。訪れた方を広場に迎え入れるエントランスゾーンとして、人目を惹く『花のモニュメント』を設置することにしました。

――デザインは誰が?

特定のデザイナーの作品ではありません。

東京都港湾局の公園設計業務の中で検討し設計されたもので、著作権は都にあります。

――なぜ漢字一文字に?

テーマが『花の広場』であること、国内外からの来訪者も多く見込まれることから、日本らしさを感じられるよう『花』という漢字一文字を採用しました。

――高さや重さはどれぐらい?

高さは約3m、重さは約3トンあります。

――反響は?

設置直後は新型コロナウイルス感染症による外出自粛などの影響もあり、話題にあがることが少なかったのですが、8月初め頃からSNSなどで多く取り上げていただいております。

――展示はいつまで?

こちらは期間を定めた展示物ではないので、ベンチや花壇と同じように公園施設として整備したものです。

老朽化対策や、園地リニューアルの必要が生じるまでは維持管理していきます。

存在感のある真っ赤な『花のモニュメント』。

『シンボルプロムナード公園』のイーストエリアに行けば見ることができるので、お近くに寄った際は足を延ばしてみてはいかがでしょうか。


[文/コティマム・構成/grape編集部]

貼り紙の写真

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出典
シンボルプロムナード公園

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