ほとんど手作りのかわいすぎる『着ぐるみ』 裁縫に自信がなく諦めていたが…?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
ネット上で話題の人形、その作者に話を聞いてみた
ひよこさんのInstagramとTwitterには、さまざまなシルバニアファミリーの動物たちが登場します。
一体、どのくらいの人形を持っているのかを聞いてみると…。
―全部で何体ぐらい持っていますか。
約250体です。
なんと、自宅には約250体のシルバニアファミリーがいるのだとか!このように並べて写真に収めると圧巻ですよね!
また、人気のオリジナル性のあるかわいい衣装は、ほとんど販売しているものではないのだとか。
―衣装はすべて手作りですか?
食べ物などの着ぐるみは手作りです。洋服はほとんど公式のものですが、自分で作った洋服も数着あります。
―1つの着ぐるみを作り上げるのにどのくらい時間がかかりますか?
簡単なものだと30分、縫うところが多いものだと2時間くらいです。
手の込んだ衣装は2時間ほどかかるという、着ぐるみシリーズ。
しかし、当初ひよこさんは裁縫には自信がなかったそうです。作り始めるきっかけになった作品はというと…。
―作り始めたきっかけを教えてください。
さまざまな方が作っていた、食べ物の着ぐるみを着ている赤ちゃんに、ずっと憧れていました。でも、裁縫には自信がなく作ることを諦めていたんです。
ちょうどその頃、チーズを食べることにハマっていて、6Pチーズを食べた時に大きさがちょうどマシュマロネズミの小さい赤ちゃんのサイズだなと思いました。
「この包み紙をそのまま写せば型紙を作れるかもしれない」と思い、いざ作り始めると意外とフェルトが縫いやすいことに気が付きました。
毎日少しずつ、1週間ほどかけて6人分作った記憶があります。完成した時は達成感がありました。そして「自分でもかわいい着ぐるみが作れるんだ」と、自信が持てました。
―お気に入りの着ぐるみはどれですか?
初めて作ったチーズの着ぐるみです。初めて作って、自分でも納得のいく出来だったので思い出深いです。
作り始めるきっかけにもなった、チーズの着ぐるみがお気に入りだという、ひよこさん。
作品ができることによって自信にもつながったようです。
―これまでで一番難しかった衣装はどれですか?
一番時間がかかったのは野菜畑の赤ちゃんたちです。特にキャベツとカリフラワーを作るのに時間がかかりました。カリフラワーの葉の部分とキャベツの葉脈を作るのが難しかったです。野菜畑には、沢山の野菜が必要だったので大変でした。
―どういう時にアイディアは思い付くのですか?
子育てをしている日常の中や、SNSの情報を見て思い付くことが多いです。
雑巾がけをする赤ちゃんたちは、『赤ちゃんなりきりシリーズ』という商品が発売された時に、SNSを通してハイハイをしている赤ちゃんは人気がないということを知ったのがきっかけでした。
「どうすれば皆さんにハイハイの赤ちゃんの魅力を伝えられるだろう」と考えた時に、「部屋の隅から隅までハイハイの赤ちゃんが一斉に雑巾がけをしていたら楽しそうだな」と思ったんです。ただ、年末までにハイハイの赤ちゃんを集めることは難しく、最終的には10人で頑張ってもらいました。
お菓子を運ぶシーンは、息子と散歩をしている時に、アリの行列が目に入ったことがきっかけでした。帰宅して息子とおままごとをしながら、「この食材をシルバニアの人形がアリの行列みたいに運んだらかわいいんじゃないか」と思ったんです。
でも、おままごとの食材では大きいので、運べそうなお菓子にしました。お菓子はパッケージがカラフルでかわいいのでシルバニアとの相性もとてもいいんです。
そのほか、お菓子の着ぐるみは、息子が喜びそうなものをクローゼットの中から探してる時に、たまたましまっておいた空き箱を見つけて作りました。SNSで写真を投稿した時に「こういうのもかわいいと思うんです」というようなコメントをいただいて作ることもあります。
アイディアを思い付くのは家族やSNSを通して知り合った方々のおかげでもあると思ってます。
独創的でかわいい赤ちゃんたちの衣装。
さらに、動きを付けることで本当に動いているかのように見えてきます。
人形遊びは子供の時しかできないと思われがちですが、大人になれば違う見方でまた新たな発見ができそうですね!
[文・構成/grape編集部]