掃除に使った雑巾とTシャツ、一緒に洗っていい? 洗濯研究家の「気になる答え」は…
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撮影:grapeライフハック編集部
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洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として、毎日の洗濯に向き合っています。
先日、grape編集部からこんな相談がありました。
ふきんと靴下の記事、バスタオルとバスマットの記事を読み、洗剤の仕組み的には『服と雑巾』も一緒に洗っていいのかなと思いました。
とはいえ、さすがに雑巾はNGでしょうか?やはり衛生面が気になり、いつも雑巾は手洗いしています。
「掃除に使った雑巾とTシャツを一緒に洗うなんて、さすがに抵抗がある…」そう感じる人がほとんどだと思います。
結論:洗えるけれど、分けたほうがいい
結論からお伝えすると、洗剤の仕組み上は一緒に洗うこともできます。
洗剤には、汚れを泡で包み込んで繊維から浮かせる働きがあります。浮かせた汚れがほかの洗濯物に移らないように設計されているので、正しく洗えば衛生的には問題ありません。
※写真はイメージ
ただし、洗濯機の構造上、分けて洗うほうがより清潔です。
洗濯機で洗うと、雑巾から出た汚れは洗濯水の中に溶け出します。同じ水で一緒に洗った衣類も、その汚れた水に浸かることになるんです。
洗剤には汚れを浮かせて他の衣類への再付着を防ぐ働きがありますが、洗剤の量やすすぎの回数、汚れの度合いによっては完全に防げないこともあります。
雑巾には多くの汚れが含まれるため、気になる人は分けて洗うことをおすすめします。
すすぎの回数を増やそう!
汚れものを洗う時は、すすぎの回数を増やすのもポイントです。
雑巾を手洗いする時、何度も水を入れ替えるとキレイになりますよね。洗濯機でも同じで、すすぎの回数を3〜4回に増やすことで、清潔な水で何度も洗い流せます。
水道代が気になる人は、少量で洗濯するといいですよ。
そもそも雑巾を洗濯機で洗っていいの?
撮影:Heulie
「雑巾を洗濯機に入れたら、洗濯槽が汚れるんじゃ…」と思っている人も多いかもしれません。
これに関しては、予洗いしてから洗濯機に入れれば問題ありません。予洗いは水だけでなく、洗剤を使うのがおすすめです。
多くの人が水で予洗いしていると思いますが、水だけでは汚れが繊維の奥に入り込み、黒ずみの原因になることも。
洗剤を溶かしたお湯の中で揉み洗いしてから洗濯機に入れると、汚れが浮いてキレイに落ちやすくなります。
それでも洗濯機の汚れが気になる場合は、雑巾を洗った後に衣類を入れずに、空の洗濯機ですすぎをするか、洗濯槽クリーナーで洗浄するのもおすすめです。
雑巾よりも気にすべきは『洗濯槽の黒カビ』
※写真はイメージ
雑巾を洗った汚れが洗濯機に付着することよりも、もっと衣類に影響があるのは洗濯槽の裏側の黒カビです。
洗濯槽の裏には、洗剤の溶け残りや皮脂汚れが蓄積し、カビや雑菌が繁殖しています。これが衣類に付着すると、嫌なニオイや黒いピロピロの原因に。
梅雨の時期、洗濯槽の掃除をしていない人は、ぜひ洗濯槽クリーナーでお手入れしてみてください。
雑巾は『使い捨て』が管理しやすい
※写真はイメージ
雑巾を洗うのが面倒…という人には、使い捨てがおすすめです。
『古いタオルを端切れにして、使ったら捨てる』。これなら洗う手間が不要で、いつでも清潔な状態で掃除ができますよ。
古くなったタオルや肌着をストックしておくと、必要な時にサッと使えて便利です。
雑巾を洗う時の注意点
※写真はイメージ
雑巾を繰り返し使う場合は、使った後の扱いが大切です。
放置せず、すぐ洗う
汚れた雑巾を濡れたまま放置すると、雑菌がどんどん繁殖します。
不衛生な雑巾で掃除をしても、汚れを広げているだけかもしれません。
しっかり乾かす
雑巾は分厚くて乾きにくいもの。生乾きのまま放置すると雑菌が繁殖し、嫌なニオイの原因になります。
風通しのよい場所でしっかり乾かしましょう。
雑巾の汚れよりも洗濯槽の黒カビに注意して!
雑巾とTシャツ、洗濯洗剤の仕組み上は一緒に洗えますが、分けて洗うほうがより清潔です。
雑巾を洗うのが面倒な人は、使い捨てに切り替えるのもおすすめ。
そして、雑巾の汚れよりも洗濯槽の黒カビのほうが衣類への影響は大きいので、梅雨の今こそ洗濯槽のお手入れをしてみてくださいね。
[文・構成/平島利恵]