菜箸を選ぶ時は、竹製?プラスチック?それとも… 箸メーカーに聞いた『選ぶ時のポイント』
公開: 更新:

※写真はイメージ

「絶対に排水口に流さないで」 水道工事店が注意を呼びかけ一般家庭での水のトラブルは多々ありますが、代表格の1つは排水口が詰まって流れないというものでしょう。 排水口が詰まると、それがシンクであれ、トイレであれ、どこであっても大変に困ったことになります。 多くの場合、排水口が詰...

ウインナーを入れて巻くと…? 玉子焼きの断面に「明日も作って!」「お弁当に何を入れよう…」と悩むのですが、ふと目に付いたウインナーを玉子で巻いてみたら、これが簡単なのに見た目がかわいく「これ好き!明日も作って!」と子供に大好評でした。本記事では作り方を紹介します。
料理に欠かせない菜箸。普通の箸よりも長さがあるため、調理中の熱を感じにくく、やけどを負うことを防げるメリットがあります。
竹製やプラスチック製などさまざまな種類があり、「1組欲しいけれど、どれを選んでいいのか迷う」という人もいるでしょう。
本記事では、塗箸や割箸などを幅広く企画・製造・販売する、有限会社神戸はしまん(以下、神戸はしまん)協力のもと、菜箸を選ぶ際のコツやポイントを紹介します。
菜箸は素材の特徴を踏まえて選ぼう!
一般的に菜箸は竹やシリコン、ステンレス、プラスチックの素材で作られています。
では、「フライパン調理の場合は竹製がいい」など、菜箸の素材ごとに適したシーンがあるのでしょうか。
神戸はしまんによると、それぞれ以下の特徴と適性があるとのこと。
竹素材
竹素材は熱が伝わりにくく、持ち手が熱くなる心配がありません。
調理の際に鍋やフライパンを傷付けにくいため、コーティングされている鍋やフライパンを使う際に適しています。
一方、高温調理の際に先端が焦げやすいことと、天然素材のためカビが生えやすいというデメリットがあります。
シリコン素材
竹素材同様に、鍋やフライパンを傷付けにくい素材。熱が伝わりにくいので、先端が焦げにくく長持ちします。
明るいカラーの商品がたくさんあり、キッチンのインテリアに合わせて選べるのも特徴。
ただし、揚げ物や炒めものなどの高温調理に使えないものがあるため、耐熱温度をしっかりチェックしましょう。
ステンレス素材
錆びにくく丈夫で耐久性に優れており、揚げ物といった高温調理でも、焦げたり溶けたりする心配がありません。
汚れやニオイ移りにも強く、清潔な状態に保ちやすいのも特徴。
注意点としては、硬い素材のため鍋やフライパンを傷付けやすく、重さがあるのでやや扱いにくいことが挙げられます。
プラスチック素材
プラスチック素材は、お手頃価格のものが多いのが特徴。プラスチック製ではあるものの、耐熱性の高い素材が使われており、溶けないように工夫されています。
耐久性が気になる人は、先端にシリコンがコーティングされている製品がおすすめです。
※写真はイメージ
菜箸を選ぶ際は、上記の素材ごとの特徴に加えて、菜箸の長さも考慮しましょう。
神戸はしまんによると「調理用なら一般的な30cm程度の長さのもの、盛り付け用なら25cm程度がおすすめ」とのこと。
揚げ物を作る時などは長さのある菜箸のほうが適していますが、「短いほうが細かい作業がしやすいため、調理用とは別に短めのものがあってもよいでしょう」とのこと。
料理に欠かせない菜箸ですが、素材や長さを考慮して選ぶことで、より料理がしやすく、楽しいものになります。
本記事で紹介したポイントを参考にして、自分に合った菜箸を探してみてください。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]