lifestyle

赤は甘い?緑は未熟? 販売店に聞いた『おいしいマンゴーの選び方』

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

マンゴーの写真

※写真はイメージ

夏はマンゴーのおいしい季節。トロピカルフルーツの代表格ともいえるマンゴーですが、黄色のほかに、赤色と緑色のものを見たことがあるかもしれません。

赤色のマンゴーと緑色のマンゴーは何が違うのでしょうか。

マンゴーの産地といえば沖縄県宮古島市。同市にある『島の駅みやこ』を運営し、マンゴーの販売をおこなう、株式会社宮古島の雪塩に取材しました。

赤色のマンゴーと緑色のマンゴーの違い

『島の駅みやこ』に、赤色と緑色の違いを聞いたところ、以下のように説明がありました。

赤いマンゴーと緑色のマンゴーには、いくつかの違いがあります。主な違いは、品種、熟し方、味や用途です。

まず、赤いマンゴーは『アーウィン種(別名:アップルマンゴー)』のような品種に多く見られ、熟すにつれて緑から赤やオレンジに色付きます。

果肉は滑らかで甘みが強く、香りも豊かです。日本では沖縄県産や宮崎県産のマンゴーがよく知られています。

一方、緑色のマンゴーは、このような特徴があるといいます。

緑色のマンゴーは『キーツ種』といったグリーンマンゴーと呼ばれる種類があり、熟しても外見が緑のままの場合があります。

甘みがしっかりあるものもあれば、やや酸味があるものもあり、品種や熟度によって味が異なります。

緑色の『キーツ種』については、生産数が少なく希少なため、スーパーマーケットなどにはあまり出回りませんが、マンゴーの生産地である宮古島市ではポピュラーな品種。

大玉ですが果肉は柔らかくジューシーで、繊維が少なく、とても滑らかな食感。香りは『アーウィン種』に比べると弱いものの、強い甘みが特徴的です。

赤色と緑色のマンゴーの違いは品種の差であるほか、熟し方の程度を示しているようですね。

比較項目赤いマンゴー緑のマンゴー
品種例アーウィン(アップルマンゴー)キーツ、キオサウェイ
熟すと…赤~オレンジに色づく緑のまま熟す
甘く香り高い甘い ※品種や熱度により多少の酸味

『島の駅みやこ』から、店頭でマンゴーを選ぶ時のアドバイスをもらいました。

手に取りにくい状態にあり、見た目で判断する際の目安は以下の通り。

1.色について

『アーウィン種』のように、熟すと赤やオレンジに色付くものもあれば、『キーツ種』のように熟しても緑色のままの品種もあります。

品種によって違うため、色だけで判断しないようにしてください。まだらでなく、全体的に色がのっていれば、おいしい状態だと思います。

2.表面の状態

マンゴーには、ブドウと同じように『ブルーム』と呼ばれる果物自身が分泌する『天然のロウ(ワックス成分)』が見られます。

白く粉っぽい状態から、熟していくと段々とツヤ、テカリ、ハリが出てきます。

贈答用など日にちを置くものは、追熟期間を考慮しブルームがついているもの。食べ頃のマンゴーを買いたい場合は、ツヤ・テカリのあるものがおすすめ。

一般的になったマンゴーですが、実際に購入する機会はそれほど多くないかもしれません。

「緑色だから熟していない」とは限らないため、色味で選ぶ際には『島の駅みやこ』のアドバイスを参考にしましょう!


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

ベランダ

「ゴキブリ、全く見なくなった」 ダイソーが教える対策に「マジ優秀」2025年7月29日、100円ショップ『ダイソー』のInstagramアカウント(daiso_official)が、ゴキブリの自宅への侵入を防ぐアイテムとして、『アース ゴキブリ用駆除エサ剤 屋外用』を紹介。さらに、『ダイソー』はアイテムをより活躍させるポイントも説明しました。

フライパン

「買ったばかりなのに焦げ付く…」 企業の助言に「毎回やってた」「だからか」フライパンのコーティングがはがれる原因は、日常の習慣にあります。正しい扱い方で寿命を延ばすコツを詳しく解説します。

出典
株式会社宮古島の雪塩(取材協力)島の駅みやこ

Share Post LINE はてな コメント

page
top